古代植物、ラクウショウ(落羽松)は気根お化け

ビーグル号の航海日誌 2013年08月28日 23:04

061112ラクウショウ気根@エコカフェ・エコの寺子屋 フィールド 064.jpg京都大学フィールド科学教育研究センター上賀茂試験地に訪ねたことのある人ならば必ず目にしている植物です。北アメリカ原産のラクウショウと中国原産のメタセコイアです。どちらも存在感は抜群です。まず、ラクウショウを紹介します。別名にヌマスギ(沼杉)というくらいあって、気根がニョキニョキと沼地を占領している様子は奇妙です。[2006年11月12日撮影:第1回エコの寺子屋@山崎]

ラクウショウ(落羽松、学名:Taxodium distichum (L.) Rich.)はスギ科ヌマスギ属の落葉針葉高木。IUCNレッドリストで経度懸念(LC)。061112ラクウショウ紅葉@エコカフェ・エコの寺子屋 フィールド 063.jpg分布は北アメリカ大陸東南部からメキシコに及び、雨期になると沼沢地などになる湿潤地などに自生。樹高は30m超、樹皮は灰褐色で縦裂に剥離、湿潤地では狭円錐状の膝根と呼ばれる呼吸根(気根)を形成し、長期間の水没にも耐えます。ただし、適潤地や乾燥地では膝根を生じることはなく、メタセコイアに似た樹姿となるという。葉は緑色の短枝に葉が互生し、葉身1pから2pほどの線形、葉と枝の間に離層を生じないので、黄色く紅葉して枝ごと落葉するのが特徴です。花期は4月頃、雌雄異花、果実は径2、3pの球形の果鱗、緑白色から褐色に熟します。

材は精油を含む一方、大きな気室を持つ細胞構造であるため、高い耐水性を有し軽量なことから土木や枕木、船舶材などに利用されているそうです。


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◎深まりの中で見たラクウショウの紅葉[2016年11月26日撮影:小石川植物園@山崎]
161126ラクウショウ@エコカフェ.JPGPB260092.JPG

2016.11.27追記
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