ヤクシマダケ(屋久島竹)の草原を

ビーグル号の航海日誌 2013年08月27日 20:14

081106ヤクシマダケ@エコカフェ(屋久島エコツアー).jpg081106ヤクザサ草原@エコカフェ屋久島エコツアー2 051.jpg屋久島の標高の高い尾根筋や斜面地には一面にヤクシマダケが繁茂している場所があります。栗生岳に向かう登山道口周辺もそのひとつです。ヤクザサ(屋久笹)とも呼びます。竹と笹の違いと言えば、在来種の多くは笹で草本、地域的変異が多いのが特徴です。これに対して竹は木本で中国渡来のものがほとんどです。[2008年11月7日撮影:屋久島エコツアー@阿部]

131109ヤクシマダケ@エコカフェ.JPGヤクシマダケ(屋久島竹、学名:Pseudosasa owatarii Makino)はイネ科ヤダケ属の常緑多年生の小型の笹。屋久島固有種。分布は屋久島に限り、標高1700m以上の高山帯に密生、しばしば草原を形成。草丈は50pから100pほど、地下茎は横に伸び、棹(茎)は径3o前後と細く、節は膨らまずに間隔5pほどで節から伸びる枝は径約1oに過ぎない。茎を包む鞘は剥がれず残るのも特徴です。葉は両面とも無毛、葉身6pから12pほど、幅8oから12oほど長披針形で先は尖り、平行脈が幾筋も走ります。花期は4月から5月頃、50年に一度一斉に開花し枯れ、世代交代をします。山頂付近の風衝帯では多くの植物と同じように矮小化し、ヤクシマダケの場合は草丈数p足らずになります。

ヤクシマダケに限らず、クマザサなどの葉には葉緑素、多糖類のバンフォリン(banfoline)、各種ビタミンやミネラル、安息香酸、カルシウム、リグニンなどが含まれ、脱臭効果、抗菌作用があるほか、貧血予防、高血圧予防にも期待できるとされています。特に、バンフォリンは制癌成分として注目されているそうです。

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