琉球列島の壮大な形成史は

ビーグル号の航海日誌 2013年08月24日 10:42

120720沖縄本島離島@エコカフェ.JPG琉球列島は九州の南から台湾まで総延長1260qの洋上に大小約200の島々が前弧と背弧の二重に並びます。前弧は隆起により形成、前面に琉球海溝が深く、背後に火山活動で形成された背弧が並び、その後面には海盆「沖縄トラフ」が広がります。例えば、八重山群島の石垣島は隆起により、西表島は火山活動により誕生したのです。

そもそも琉球列島はアジア大陸の東縁部に位置し、その形成はユーラシアプレートの下にフィリピン海プレートが沈み込む運動エネルギーによる大規模な地殻変動が起因して誕生したと考えられています。具体的には、琉球列島のフィリピン海側の沈み込む地点には「琉球海溝」が深く刻まれ、沈み込みによる応力は沈み込まれる側の海底を隆起させ前弧を形成。その後方ではマグマ上昇による海底火山活動の活発化が背弧を誕生させ、さらに、その東シナ海側には「沖縄トラフ」と呼ばれる背弧海盆が拡大することになります。

琉球列島を構成する島嶼の多くは古生代から新生代にかけての堆積岩や火成岩、変成岩からなり、動植物の分布境界線でもあるトカラギャップ、慶良間ギャップと呼ばれる大断層により激しく分断。フィリピン海プレートの沈み込みや「沖縄トラフ」の拡大は現在も継続しており、今後どのような地殻変動のドラマがあるかは知らぬが、何時しか日本列島のような巨大な島弧に成長しているかもしれないと思うとワクワクします。


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