天空の孤高花、キレンゲショウマ(黄蓮華升馬)

⇒寺子屋/学びツアー 2013年08月23日 01:32

130803キレンゲショウマ@エコカフェ(石鎚山).jpg四国石鎚山の登山道わきで見た黄色の鮮やかな花、孤高のキレンゲショウマです。小笠原諸島母縞のワダンノキと同じように1属1種で近縁種がなく、今や地域的に隔離分布する氷河依存種であります。[2013年8月3日撮影:石鎚山と別子銅山を巡るツアー@森賀]

キレンゲショウマ(黄蓮華升馬、学名:Kirengeshoma Palmata Yatabe)はユキノシタ科キレンゲショウマ属の多年草。環境省レッドリストで絶滅危惧U類(VU)。分布は紀伊半島(大峰山系)、四国(剣山、石鎚山)、九州(祖母山、市房山)、国外では朝鮮半島南部や中国東部にも隔離分布、深山のブナ原生林内や石灰岩地の薄暗く湿った場所に稀に自生。草丈は80pから120pほど、根茎は太く、茎は無毛、葉は対生し、葉身10pから20pほどの円心形で掌状、裂片は先が尖ります。葉両面とも有毛、葉裏の毛は寝て張り付くため全体が白っぽく見える。下部の葉は長い葉柄があり、上部の葉は無柄です。花期は7月から8月頃、葉脇から円錐花序をだし、数個の黄色い花を斜め下向きに咲かせます。花は長さ3pから4pほどの釣鐘形、花弁は肉厚で5枚、雄蕊15本、雌蕊花柱3本。蕾は半球形です。果実は刮ハ、熟すと下部が裂け、種子が散布されます。

名前の由来はキンポウゲ科のレンゲショウマに似ているとしたことにある。ユキノシタ科には8属あるが、遠い姻戚関係、近縁のものはなくまさに希産種ということのようです。


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