サクラツツジ(桜躑躅)は森の妖精

ビーグル号の航海日誌 2013年08月17日 09:03

130411サクラツツジ@エコカフェ奄美大島エコツアー_307s.jpg奄美大島を訪問した時期が悪かったのか、金作原原生林では花をつけた草木を見ることはほとんどありませんでした。淡桃色の美しい花をつけるサクラツツジも例外ではありません。 鬱蒼とした森の中では妖精のように見えるでしょうが、残念なことに小木ばかりで花は咲いていませんでした。[2013年4月12日撮影:奄美大島自然体験ツアー@阿部]

サクラツツジ(桜躑躅、学名:Rhododendron tashiroi Maxim.)はツツジ科ツツジ属の常緑低木。分布は四国(高知)、九州(鹿児島、佐賀)、南西諸島沖縄本島以北、国外では台湾に限り、暖帯から亜熱帯の山地の岩場などに自生。樹高は1mから4mほど、若枝や葉柄に長毛が密生します。葉は枝先に2枚対生か3枚輪生、葉身3pから8pほどの長楕円形、葉縁は裏面にやや巻き込み、葉先は尖ります。若葉は両面に褐色の長毛、やがて脱落。花期は1月から3月頃、葉展開前に枝先に淡桃色の径約4pの花を2、3個咲かせます。花柄は10oほどで褐色の長毛と腺毛が生え、淡褐色の長毛のある萼片は小さく、花冠は漏斗形で5深裂、上裂片内部には紅色斑点、雄蕊10本、雌蕊柱頭1本、何れも無毛、子房には褐色毛。果実は長径7oから15oほどの歪んだ卵状長楕円形の刮ハ、褐色毛が密生します。

この花は屋久島では固体密度が高く「カワザクラ」と呼ばれ親しまれているそうです。ちなみに、ツツジ属は世界で約850種、うち日本にはムニンツツジ、ミツバツツジ、ヒカゲツツジ、ムラサキヤシオツツジ、ハクサンシャクナゲ、アズマシャクナゲなど40種ほどが知られています。


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◎屋久島山中安房川に沿って開かれた森林軌道跡脇で沢山見られたサクラツツジの花[2015年5月20日撮影:屋久島@藪井]
150520サクラツツジ@エコカフェ.JPG150520サクラツツジ@エコカフェ(藪井) (2).JPG
 2015.6.20追記
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