高山植物の魅力(102)/ムラサキヤシオツツジ(紫八汐躑躅)

ビーグル号の航海日誌 2013年08月16日 23:05

130707ムラサキヤシオツツジ@エコカフェ.JPG北アルプス小日向山(標高1907m)の登山道脇は高山植物のメッカ。当然に足元の高山植物ばかりに気を取られる。時折、顔をあげ、眼前を見やる。すると目の前の高さの枝ぶりの緑の間からにちらほら淡紫色の花が咲いていた。[2013年7月7日撮影:第16回自然観察会@阿部]

ムラサキヤシオツツジ(紫八汐躑躅、学名:Rhododendron albrechtii Maxim.)はツツジ科ツツジ属の落葉低木。130707ムラサキヤシオツツジ花@エコカフェ.JPG日本固有種。分布は北海道、本州中部地方以北に限り、東北・中部では日本海側、山地から亜高山帯の林縁や疎林内などに自生。樹高は2mから3mほど、若枝には淡褐色の長毛と腺毛が密生、後に脱落。葉は互生し枝先に集生、葉身4pから11cm の倒卵形か楕円形、葉先は尖り先端に腺状突起がつきます。葉表には微毛、葉裏の葉脈下部に白毛がまばらに開出。花期は5月から6月頃、葉展開と同時か先に、枝先に1個から4個ほどの径約4pの淡紫色の花を咲かせます。花柄は長毛と腺毛が密生、花冠は5深裂、上花片の内側には濃色の斑点が入り、雄蕊10本、うち上部5本は短く、花糸には白色の短毛が生え、下部5本は長く伸び、無毛。果実は長径約9o前後の長卵形の刮ハです。

よく似たヤマツツジは雄蕊が5本であり、見分けのポイントとなります。また、種内変異としてシロバナムラサキヤシオツツジ、ウラゲムラサキヤシオツツジが知られています。


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