高山植物の魅力(100)/ミヤマキスミレ(深山黄菫)

ビーグル号の航海日誌 2013年08月11日 15:27

130720ミヤマキスミレ花@エコカフェ.JPG130720ミヤマキスミレ@エコカフェ (2).JPG北アルプス小日向山(標高1907m)登山道脇の草地で見つけた小さな黄色い花。背丈も低いが葉がやけに大きく葉の並行脈がしっかりしています。キスミレを教えられたのですが、気になり調べてみるとミヤマキスミレのようです。[2013年7月20日撮影:第16回自然観察会@阿部]

ミヤマキスミレ(深山黄菫、学名:Viola brevistipulata (Franch. et Savat.) W. Becker var. acuminata Nakai)はスミレ科スミレ属の多年草で有茎種。オオバキスミレの高山型で日本固有種。分布は本州中部地方(白山)以北と東北地方に限り、亜高山帯から高山帯の雪の多い明るく湿り気のある林縁などに自生。草丈は5cmから15cmほど、根茎で繁殖、根生葉は心形。茎を伸ばしその上部に無毛の茎葉3枚を輪生状につけ、葉身2pから8cmほどの三角状心形で葉縁に波状鋸歯、葉先は尾状に尖ります。小さな全縁で三角形の托葉がつきます。花期は6月から7月頃、茎葉の中心軸から花柄をすーっと伸ばし、先端に径約1.5cmの黄色い花を咲かせます。花は唇弁と側弁に赤褐色の誘導線が入り、距は線状でごく短く、附属体はキスミレより小さいという。果実は刮ハです。

スミレと言えばタチツボスミレニョイスミレヒメスミレなど白色か淡紫色の花を咲かすものと思いがちであるが、本種のように黄色い花を咲かせるものも少なくない。日本にはオオバキスミレ、キスミレ、キバナノコマノツメの3種を基本に、変種など20種程度が知られているそうです。スミレも奥が深いのですよ。


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