ヤブヘビイチゴ(藪蛇苺)の花と果実を

ビーグル号の航海日誌 2013年08月11日 02:35

130720ヤブヘビイチゴ@エコカフェ.JPG奥秩父山塊の東南の端に位置する棒ノ峰(標高969m)に向かう白谷沢コースの上部、渓流から離れヒノキ植林域に向かう途中の林縁で小さな黄色い花と小さな赤色の果実を見つけました。ヘビイチゴかヤブヘビイチゴか迷うところです。萼片だけではなく副萼片が大きく突出していることからヤブヘビイチゴのようです。[2013年7月20日撮影:棒ノ折山@阿部]

ヤブヘビイチゴ(藪蛇苺、学名:Potentilla indica (Andrews) Th.Wolf)はバラ目バラ科キジムシロ属の多年草。130720ヤブヘビイチゴ花@エコカフェ.JPG分布は本州関東以西、四国、九州、南西諸島、国外では中国南部や東南アジアに広く、山地の登山道沿いや林縁などの半日影のやや湿った場所に自生。草丈は5cmから10cmほど、葡匐茎が地面を這って各節から根を下ろし繁殖します。葉は3出複葉、小葉は葉身3pから4pほどの楕円形、葉縁に粗鋸歯がつきます。花期は4月から6月頃、花茎を立て茎頂に径約2pの黄色い5弁花を1個咲かせます。花の基部に萼片のほか副萼片が目立つのが特徴です。果実は果床部が肥大した白色か赤色の径約2pの球形の偽果(イチゴ状果)、痩果が表面全体を覆います。

イチゴの名前のつく植物には、キイチゴ属のクサイチゴ、モミジイチゴ、フユイチゴカジイチゴベニバナイチゴチチジマキイチゴなど、キジムシロ属のヘビイチゴ、ヤブヘビイチゴなど、オランダイチゴ属のシロバナノヘビイチゴ、ノウゴウイチゴなどが知られています。


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◎確立科学博物館附属自然教育園内の路傍の植物コーナーで見られるヤブヘビイチゴ[2014年5月4日撮影:自然教育園@山崎]
140504ヤビヘビイチゴ@エコカフェ.JPG140504ヤブヘビイチゴ花@エコカフェ.JPG
 2014.5.10追記
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