高山植物の魅力(97)/キヌガサソウ(衣笠草)

ビーグル号の航海日誌 2013年08月10日 09:43

130706キヌガサソウ花@エコカフェ.JPG130706キヌガサソウ花@エコカフェ (2).JPG北アルプス白馬三山の前衝山である小日向山(1907)は標高が低いながら7月初旬では残雪も多く、高山植物の宝庫にもなっている。ミズバショウリュウキンカコバイケソウシラネアオイ、キヌガサソウなどの群落がみられました。ここではキヌガサソウを取り上げます。[2013年7月6日撮影:第16回自然観察会@阿部]

キヌガサソウ(衣笠草、学名:Paris japonica (Franch. et Savat.) Franch.)はユリ科ツクバネソウ属の多年草。130706キヌガサソウ@エコカフェ.JPG日本固有種。分布は本州中部地方以北に限り、日本海側や関東北部東北地方の山地から亜高山帯の湿った林床や林縁などに自生。草丈は30pから80pほど、茎は直立し、葉は6枚から11枚が輪生、葉身20pから30pほどの広披針形から倒卵状長楕円形、全縁で葉先はやや鈍頭。花期は6月から8月初旬頃、葉の中心から花柄を伸ばし、白色(のちに帯緑色)の花を咲かせます。花は長楕円形で鋭頭の外花被片7枚から9枚、糸状の内花被片7、8枚、花柱5本から9本。果実は卵球形の液果、暗褐色に熟します。甘味があり食することができるという。

環境省レッドリストの指定はないが、秋田県で絶滅危惧TB類、山梨県や石川県では絶滅危惧Uルイに指定。変種にウラゲキヌガサソウ、近縁種にクルマバツクバネソウ、ツクバネソウが知られています。


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