高山植物の魅力(96)/コミヤマカタバミ(小深山方喰)

ビーグル号の航海日誌 2013年08月08日 21:07

130706 コミヤマカタバミ@エコカフェ.JPG130706コミヤマカタバミ花@エコカフェ.JPG残雪の残る北アルプス小日向山(標高1907m)で自然観察会をした時に出会った高山植物、コミヤマカタバミを紹介します。近縁種のミヤマカタバミは花が一回り大きく、小葉の角がやや角張り、根茎が太いことで識別できるそうです。もっとも根茎を掘り起こすことはすべきではないでしょう。[2013年7月6日撮影:第16回自然観察会@阿部]

コミヤマカタバミ(小深山方喰、学名:Oxalis acetosella Linnaeus)はフウロソウ目カタバミ科カタバミ属の多年草。分布は北海道、本州、四国、九州、国外ではヨーロッパ、アジアに広く、亜高山帯の針葉樹林内などに自生。草丈は5pから15pほど、根茎は細く地下をはい、根生葉は束生、葉柄は長く3小葉、各小葉はハート形で先は凹みます。葉表裏ともに軟毛が散生します。夜には睡眠運動といって閉じるそうです。また、茎や葉にシュウ酸を含むことから口に含むと酸味があります。花期は5月から8月頃、花柄を4pから10pほど伸ばし、茎頂に1個の白色か紫紅色の径2、3pほどの5弁花を咲かせます。花弁には紅紫色の縦筋線が、中心部に黄色の斑紋が入ります。雄蕊10本は二輪に並び、花柱5本。果実は長径約4oの卵球形の刮ハで、熟すと裂開し2oほどの種子を散布します。

カタバミ属は南アメリカ、アフリカなどの熱帯を中心に約850種、日本にはアマミカタバミ、カントウミヤマカタバミ、ミヤマカタバミ、ヒョウノセンカタバミ、カタバミ、コミヤマカタバミの6種が知られています。


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