フジシダ(富士羊歯)は無性芽で群生を

ビーグル号の航海日誌 2013年07月25日 01:04

130720フジシダ@エコカフェ(棒ノ折山) (3).JPG奥秩父山塊の東南の端に位置する棒ノ峰(標高969m)の白谷沢コースは沢沿いの登山道であって蘚苔類や地衣類、シダ植物の宝庫となっています。岩場に群生するフジシダもそのひとつです。[2013年7月20日撮影:棒ノ折山視察@山崎]

フジシダ(富士羊歯、学名:Monachosorum Maximowiczii (Bak.)Hayata)はコバノイシカグマ科オオフジシダ属の常緑性シダ植物。分布は本州福島県以南、四国、九州、南西諸島、国外では台湾、中国に及び、山地の岩場や瓦礫地などに自生。130720フジシダ@エコカフェ(棒ノ折山).JPG草丈は20cmから40cmほど、根茎は短く斜上、葉柄は褐色でほぼ無毛、光沢があります。葉は単羽状複生で薄い革質、葉身15cmから30cmほどの線状披針形、先端がつる状に伸びてよく無性芽をつけます。羽片は50対ほどが互生し、広披針形から狭長楕円形で葉縁に鈍鋸歯、葉先は鋭頭から鈍頭。羽片は無柄で基部前側に耳垂、後部はくさび形です。ソーラス(胞子蓑群)は小円形で鋸歯片にひとつずつつきます。

名前の由来は愛知県犬山市尾張富士(標高275m)で発見されたことにあります。無性芽でも胞子でも増殖することができるものにオリヅルシダ、ツルデンダ、コモチシダハチジョウカグマなどがあります。


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