名栗の棒ノ折山で足慣らしを

ビーグル号の航海日誌 2013年07月21日 23:05

130720棒ノ折山蘚苔の世界@エコカフェ.JPG8月に四国の石鎚山で植生観察や別子銅山の産業遺産視察を予定。ガイドは愛媛事務所の森賀さん、観光カリスマでもあります。
そこで、足慣らしを兼ねて奥武蔵にある棒ノ折山(棒ノ嶺:標高969m)に涼を求めて登ることにしました。棒ノ折山は奥秩父山塊の南東域に伸びる西から雲取山、天目山、蕎麦粒山に続き、奥武蔵と奥多摩の境をなす稜線に位置します。
この地域一帯は鮮新世紀(2303万年前から)以降の関東地方に広がる造盆運動により、古・中生層からなり、石灰岩、凝灰岩、チャート、堆積岩などが断層や褶曲を伴い複雑な様相を織りなしています
130720綺麗な摂理@エコカフェ.JPG130720落ちる滝@エコカフェ.JPG棒ノ折山周辺ではありませんが、ところによっては分厚い石灰岩層を含み、日原など鍾乳洞が形成されたりしています。とにかく変化に富んだ山容は地質の違いによるものです。
白谷沢沿いに取りついた登山道を登ったのですが、藤縣の滝、天狗ノ滝、白孔雀ノ滝などが現れ、牢門と呼ばれる両側に大きな岩が切り立つ場所を過ぎると鎖場があったりまします。
130720おちゃめな一枚@エコカフェ.JPGウリハダカエデテツカエデイロハモミジ、ヤマモミジなどカエデ類、カツラハクウンボクヤマアジサイなど、林床には多くの種類のシダ植物も見られます。また、稜線では大きなモミアカマツが自生しています。
渓谷の岩場を離れた斜面地には数は少ないがところどころ大きな岩が転がったりもしています。最終氷期のときに基盤の岩石やや大きな岩石が節理にそって凍結破砕作用をうけゆっくりと下へ下へと落ちてくるのです。
稜線でると鎮座する「岩茸石」があって、リョウブの樹幹をたよりに登ることができます。眼下には登り始めた場所である「名栗湖」も眺望することができます。

想像していたよりもずーっと素晴らしい山行をすることができました。目指せ石鎚山です!


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