高山植物の魅力(85)/ウサギギク(兎菊)

ビーグル号の航海日誌 2013年07月05日 01:49

120804ウサギギク@エコカフェ(仙丈ケ岳).JPG南アルプス仙丈ケ岳(標高3033m)で出会った高山植物のひとつ、ウサギギクです。花がひときわ目立ちます。また、何とも可愛らしい名前ですが、葉の形が兎の耳に似ていることが由来だそうです。[2012年8月4日撮影:仙丈ケ岳@中村敏之]

ウサギギク(兎菊、学名:Arnica unalascensis Less.var. tschonoskyi Kitam. et Hara)はキク科ウサギギク属の多年草。エゾウサギギクの変種。分布は北海道と本州中部地方以北、千島列島、アリューシャン列島に及び、亜高山帯から高山帯の砂礫地や草原などに自生。草丈は20cmから30cmほど、地下茎は横に這い、茎は直立し上部に軟毛を密生。葉は根生葉と茎葉、茎は対生し、葉身は厚みのあるへら形、葉縁に小さな鋸歯がつきます。花期は7月から9月頃、径5cm前後の大きな鮮やかな黄色い一輪の頭状花を咲かせます。花は中央に両性の筒状花、周囲に雄性の舌状花がつきます。果実は長さ5mmほどの痩果です。

高山植物の多くはボディが小さい割に大きな花をつけるんですね。短い夏の間に昆虫(ポリネーター)に受粉をしてもらわねばなりません。そのために目立つように大きいと考えられます。それは少ないエネルギーを種を残すために効率的に利用するための戦略なのです。


関連記事(高山植物の魅力(43)、エゾウサギギク(蝦夷兎菊))⇒
人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ


ひじきに◎中央アルプス木曽山脈の主峰である木曽駒ケ岳(標高2956m)の下山途中で目にしたウサギギク[2012年8月28日撮影:木曽駒ヶ岳@中村敏之]120816ウサギグサ群落@エコカフェ(木曽駒ケ岳).JPG120816ウサギギク@エコカフェ(木曽駒ケ岳).JPG

 ヨツバシオガマイワツメグサもコラボしています。

 2013.7.5追記
posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※エコ・カフェ事務局が承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/70505491
※エコ・カフェ事務局が承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック

▲このページのトップへ