テツカエデ(鉄楓)は日本海側に多い

ビーグル号の航海日誌 2013年06月26日 20:00

110723テツカエデ@エコカフェ.JPG京都大学フィールド科学教育研究センターの芦生研究林を散策中に杉尾峠(標高765m)付近でテツカエデを観察しました。このカエデは材が黒いことから鉄楓と名づけられたそうです。少し下がった場所でミネカエデも見られました。[2011年7月23日撮影:芦生公開講座2011@阿部]

テツカエデ(鉄楓、学名:Acer nipponicum H.Hara subsp. nipponicum var. Nipponicum )はムクロジ目カエデ科カエデ属の落葉中高木。日本固有種。分布は本州岩手県・秋田県以南、四国、九州に及び、山地や亜高山の沢沿いなどに自生(日本海側山地には多い)。樹高は10mから18mほど、樹皮は帯緑灰色で平滑、本年枝には褐色毛が密生するがやがて脱落。葉は対生し葉柄は長く、葉身6cmから15cmほどの五角形で浅く3から5裂、葉縁に鋭重鋸歯がつく。葉表は無毛、葉裏は脈上と脈脇に赤褐色の縮毛が生え、ときに葉裏全面に短毛が密生するという。花期は6月から8月頃、雄性同株(両性花と雄花、時に雄性異株)、枝先から長さ10cmから20cmほどの円錐花序を下垂させ、幾百もの小花を咲かせます。小花は黄緑色、花弁・萼片各5枚、雄蕊8本、雌蕊花柱は2裂し反り返ります。果実は翼果で2個の長さ3cm前後の分果からなります。

残念ながら花は咲いていませんでしたが、咲いているときはその数に圧倒されるそうですよ。ぜひ見たいものですね。


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◎京都大学フィールド科学教育科学センター附属芦生研究林で教えていただいたテツカエデ[2008年7月26日撮影:芦生公開講座2008@助野]
080725テツカエデ@エコカフェ(芦生公開講座).jpg080725テツカエデ@エコカフェ(芦生公開講座) 072.jpg
 果実にはプロペラ翼がついていますね。

 2014.2.11追記
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