海浜植物、オオバグミ(大葉茱萸)は大きな葉を

ビーグル号の航海日誌 2013年06月17日 19:49

オオバグミ@エコカフェ.JPG相模湾に浮かぶ小島、初島は昭和の雰囲気が残るのんびりとした観光地であるようだ。熱海から連絡船で30分足らず。港には漁網が天日干しされ、海産物を扱う土産店や料理店からは食欲をそそる匂いと「いらっしゃい」と威勢の良い声が飛び交う。そんな島には照葉樹林が繁茂しています。ここでは林縁に自生していたオオバグミを紹介します。別名にマルバグミともいう。[2012年5月13日撮影:初島@阿部]

オオバグミ(大葉茱萸、学名:Elaeagnus macrophylla Thunb.)はグミ科グミ属の常緑低木。オオバグミ葉@エコカフェ.JPG分布は本州関東地方以南、四国、九州、南西諸島、国外では朝鮮半島南部に及び、海岸近くの林縁などに自生。樹高は2mから4mほど、樹皮は暗褐色、枝はつる状に伸び、枝や葉腋に棘がないのが特徴。葉は互生し革質で厚く、葉身5cmから10cmほどの広卵形で葉縁は全縁で波打ち、葉先は鈍頭で短く尖ります。葉表はやや光沢があり銀白色の鱗状毛が散生、葉裏は密生。褐色の鱗状毛が混生。花期は10月から11月頃、葉腋から淡黄白色の花を1個から3個ほど下垂させます。花は萼筒が先端で4裂開、外側と花柄に鱗状毛が生えます。果実は長径約2cmの長楕円形の偽果で表面に鱗状毛が密生、翌年3月から4月頃に赤く熟します。

近縁にナワシログミがあるが、棘があるので違いが確認できます。オオバグミとナワシログミの雑種にオオナワシログミがあり、両者の中間的な形態であるという。


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◎蒲郡竹島にある八百富神社境内でみたオオバグミ(マルバグミ)の花[2012年10月27日撮影:蒲郡竹島@阿部]121027オオバグミ@エコカフェ.JPG

 2014.2.1追記





◎真鶴半島先端にある魚付き保安林の断崖下の遊歩道脇や傾斜地でみたマルバグミ[2014年5月31日撮影:第20回自然観察会@阿部]
140531マルバグミ@エコカフェ.JPG140531マルバグミ幼樹@エコカフェ.JPG
 2014.6.2追記
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