あどけない話に何かがある!

ビーグル号の航海日誌 2013年06月15日 21:15

130609安達太良山@エコカフェ - コピー.jpg目の前に拡がる空は人によって異なって見えるのだろう。
それはその人の育った幼いころの風景や人びととの交流が異なるからであろう。
人はその違いを努力によって克服することができるんだと信じたい。[2013年6月9日撮影:薬師岳@芳賀めぐみ]

智恵子は東京に空が無いといふ、
ほんとの空が見たいといふ。
私は驚いて空を見る。
桜若葉の間に在るのは、
切つても切れない
むかしなじみのきれいな空だ。
どんよりけむる地平のぼかしは
うすもも色の朝のしめりだ。
智恵子は遠くを見ながら言ふ。
阿多多羅山の山の上に
毎日出てゐる青い空が
智恵子のほんとの空だといふ。
あどけない空の話である。

(詩集『智恵子抄』高村光太郎作から)


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