伊豆城ヶ崎海岸の生立ちは

ビーグル号の航海日誌 2013年06月08日 23:37

130608海浜植物群落@エコカフェ.JPG伊豆半島最東端に近い城ケ崎海岸は富士箱根伊豆国立公園の一部をなしている風光明美な海岸です。リアス式海岸と呼ばれることもあるが、本来は三陸海岸のような沈水海岸のことを指すので間違いです。典型的な海浜植物群落がみられるのも嬉しいですね。[2013年6月8日撮影:城ヶ崎海岸@山崎]

今から4000年頃前に伊豆東部火山群大室山(標高:580m)が形成される火山活動に伴い、粘度のある溶岩が東部海岸腺を流れ、2kmに渡り埋め尽くしたという。130608城ヶ崎海岸吊り橋@エコカフェ.JPG130608クリンカー(上部)と板状摂理(中間部)、柱状節理(下部)@エコカフェ.JPG溶岩による海岸線は波浪による海蝕を受け、吊橋のある付近など場所によっては高さ20mから30mもの断崖が誕生しています。溶岩質は厚く堆積した安山岩であって、溶岩の下部から上部に向かって、冷却時間に差があることから、一番下に柱状節理、その上に板状摂理、さらにその上に水平方向に無摂理、一番上に角礫状のクリンカー(自破砕)といった構成になっています

そもそもフィリピン海プレート上にある伊豆半島は太平洋プレートがフィリピン海プレートの下に沈み込むことで火山活動を誘発し誕生した火山島(現在は本州に衝突し接続しているが)であって、現在でも沈み込みによる引っ張りの応力が東西にかかっているため、岩盤が縦裂しやすく地下からのマグマの貫入が起こりやすいと考えられています。この地域での現在でも多く発生する地震の原因であもあるわけです。


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