アカガシ(赤樫)の老木に

ビーグル号の航海日誌 2013年06月01日 14:02

130505アカガシ樹幹@エコカフェ.JPG「しろがねの森」は台地に細長い谷戸が入り込んで湿地(池)があるような土地であったという。なるほど説明を受ければ納得できるであろう。直ぐ脇を首都高速道路が通り、コンクリートジャングルに囲まれてしまっていては想像するも難しいでしょう。そんな森にアカガシの老木が寂しそうである。[2013年5月5日撮影:国立科学博物館附属自然教育園@山崎]

アカガシ(赤樫、学名:Quercus acuta Thunb.)はブナ科コナラ属の常緑高木。分布は本州宮城県・新潟県以南、四国、九州、国外では台湾、朝鮮半島南部、中国に及び、カシ類では最も標高の高い山地の暖帯上部からブナ帯までに自生。130505アカガシ@エコカフェ.JPGスギ・ヒノキ植林の適地と重なり数を減らし、一方で屋敷林や寺社境内林とされてきたという。樹高は20mから25mほど、樹皮は小木では灰緑色で平滑、老木で帯黄暗赤色で鱗片状に剥離します。葉は互生し有長柄、枝先によくつき、葉身7pから13cmほどの長楕円形、全縁(まれに上部が波状)で先が尾状に尖ります。葉表は濃緑色でクチクラ層が発達し光沢、若葉では両面に褐色軟毛が生えるがやがて脱落します。花期は5月から6月頃、雌雄異花、新枝の基部の葉腋から雄花序を下垂したくさんの黄褐色の雄花、新枝の先の葉腋に雌花序を直立させ2個から6個の雌花を咲かせます。果実は長径2.5cmほどの楕円形の堅果(どんぐり)で殻斗に横線約10本が入り、横線翌年秋に熟します。 

材は強靭で農具や楽器、船舶、車両などに利用されてきたという。カシ類の仲間で樹皮が剥がれやすいものにアカガシのほかにイチイガシやツクバネガシがあります。


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代々木八幡神社境内で見られるアカガシ[2014年10月18日撮影:代々木八幡神社@山崎]
141018アカガシ樹皮@エコカフェ.JPG141018アカガシ@エコカフェ.JPG
 2014.10.19追記






◎国立科学博物館附属自然教育園内で見られたアカガシ[2014年11月30日撮影:自然教育園@山崎]
141130アカガシ@エコカフェ.JPG141130アカガシ樹皮@エコカフェ.JPG
 2014.12.5追記
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