ホウチャクソウ(宝鐸草)の花は風鐸に

ビーグル号の航海日誌 2013年05月30日 00:27

130505ホウチャクソウ@エコカフェ.JPG130505ホウチャクソウ花@エコカフェ.JPG「しろがねの森」路傍の植物コーナーの林下で点在するホウチャクソウ。ちょうど不思議な白い花をつけていました。名前の由来は下垂する花の様子が五重塔などの四隅に下がる風鐸に似ていることにあるという。[2013年5月5日撮影:国立科学博物館附属自然教育園@山崎]

130505ホウチャクソウ花@エコカフェ.JPGホウチャクソウ(宝鐸草、学名:Disporum sessile D.Don ex J.A. et J.H.Schult.)はユリ科チゴユリ属の多年草、疑似一年草とも。分布は日本全土、極東ロシア、東南アジアに広く、丘陵の林内の開けた場所に自生。根茎の栄養を花と果実に全て使い、走出枝で増殖するためよく群生。草丈は30cmから60cmほど、茎は直立し上部で分枝します。葉は互生し、長楕円形で並行脈が目立ち、葉先は尖ります。花期は5月から6月頃、茎先端の葉腋から花柄をだし、長さ約2cmの筒状の先端が帯緑色の白い花を数個咲かせます。筒状に見えるのは花弁と萼片各3枚が離生するが重なり合うため。花披片の基部は袋状のになり蜜が貯まるという。果実は径約1cmの球形の液果、黒紫色に熟します。

ホウチャクソウは若葉に毒成分を含むことから、山菜として利用する葉が似ているアマドコロやナルコユリとの誤認に注意が必要といいます。


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