エンジュ(槐)は延寿とも

ビーグル号の航海日誌 2013年05月25日 12:19

130524エンジュ@エコカフェ.JPGエンジュは公害に強いことから、今日、日本では公園樹や街路樹として植栽されているという。原産地の中国では神聖木として出世への縁起を担いでよく植えられるそうだ。なるほど、漢字で「木へんに鬼」と書くのは、古くこの材でお面を彫刻し、鬼門において厄払いしたことがいわれとされる。また「延寿」とも書くようで、長寿や安産のお守りに使われた風習もあったそうです。時代は変わっても精神が表記に残されているのですね。[2013年5月24日撮影:渋谷区@山崎]

130524エンジュ樹皮@エコカフェ.JPG130524エンジュ葉柄@エコカフェ.JPGエンジュ(槐、学名:Styphonolobium japonicum (L) Schott)はマメ科エンジュ属の落葉高木。原産は中国、古く日本に移入、北海道から九州まで植栽されています。樹高は10mから25mほど、樹皮は暗灰色で縦裂、葉は奇数羽状複葉で互生、小葉は4対から7対ほど、葉身3pから5pほどの卵形、全縁で葉先は鈍頭。葉表は緑色、葉裏は緑白色で短毛が密生します。花期は7月から8月頃、枝先に円錐花序をだし多数の径約1cmの白色の蝶形花を咲かせます。果実は数珠状の豆果で種子と種子の間の鞘部が著しくくびれるそうです。

花にはルチンが多く含まれ、民間薬として利用されてきたそうです。ルチンは柑橘フラボノイド配合体の一種でタデ科のソバ、蜜柑の果皮、クワの実(マルベリー)などに含まれ、花粉症などの炎症抑制効果があるとされます。またルチンは鉄イオン(Fe2+)に取り付き、過酸化水素への結合を妨げ、細胞に損害を与えるフリーラジカルの生成を抑制する働きをします。すぐれものです。


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