アデクは亜熱帯性

⇒エコツアー 2013年05月23日 00:54

130411アデク@エコカフェ奄美大島エコツアー_254_s.jpg奄美大島の金作原原生林は鬱蒼とした亜熱帯性照葉樹林、そんな森の主役のひとつにアデクがあります。アデクといえば小笠原諸島の島々でも見られます。[2013年4月12日撮影:奄美大島自然体験ツアー阿部]

アデク(学名:Syzygium buxifolium Hook. et Arn.)はフトモモ科フトモモ属の亜熱帯性常緑小高木。分布は九州南部、南西諸島奄美大島以南、小笠原諸島、国外では台湾、中国南部、インドシナに及び、山野のやや乾燥した日当たりのよい場所に自生。130411アデク樹皮@エコカフェ奄美大島エコツアー_255_s.jpg樹高は3mから10mほど、樹皮は茶褐色で縦裂、小枝は細く4稜を生じます。葉は対生で硬い革質、葉身2pから3pほどの楕円形から倒卵状広楕円形で全縁、葉先は鈍頭。側脈は目立たず、葉裏に腺点がつく。花期は5月から7月頃、枝先に集散花序をだし、たくさんの白色の小花を咲かせます。小花は径約3oで萼片は鐘状4裂、花弁4枚、たくさんの雄蕊が目立ちます。果実は径約oの球形の液果、秋に黒紫色に熟します。甘く食用にできるそうです。

小笠原諸島にはアデクが古く移入し種分化し、固有種として扱われるヒメフトモモが知られています。ヒメフトモモの花は淡いピンク色ですよ。小笠原諸島の森と奄美大島の森にはどちらもアデクが自生しますが、全体としては全く異なった様相していますよ。


関連記事(ヒメフトモモ(姫蒲桃)は種分化の途上)⇒
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◎夢の島熱帯植物館で見た鉢植えにされていたアデク[2012年2月11日撮影:第49回草花教室@阿部]120211アデク鉢植え@エコカフェ.JPG

 アデクは小笠原の人たちはアカテツと呼んでいて会話の時には別種アカテツと紛らわしいですね。

 2013.11.10追記
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