エビネ(海老根)は変幻自在

ビーグル号の航海日誌 2013年05月10日 09:22

130505エビネ@エコカフェ.JPG目黒にある自然教育園の路傍の植物コーナーでは林下に展開する多様な山野草を楽しむことができます。案内板があるので安心してじっくりと観察できるでしょう。ここではエビネを紹介します。[2013年5月5日撮影:国立科学博物館附属自然教育園@山崎]

エビネ(海老根、学名:Calanthe discolor w:Lindl)はラン科エビネ属の多年草。分布は北海道南西部、本州、四国、九州、琉球諸島、朝鮮半島南部に及び、丘陵地の林下などに自生。130505エビネ花@エコカフェ.JPG草丈は30pから50pほど、肥大した偽球茎は径約2pの球形で重なり、葉は有柄、長楕円形から倒卵状披針形、5本の葉脈が目立ち葉先は尖ります。花期は4月から5月頃、新芽の展開とともに30pから40pの花茎を直立させ10数輪の花を咲かせます。花は萼片、側花弁、扇形に3深裂した唇弁、唇弁の後方に突き出た距からなります。赤褐色、褐色、黄褐色、緑褐色、緑など変異があり、唇弁の中央裂片には3条の隆起線が入ります。

エビネの仲間は東南アジアを中心に世界に約200種、うち日本には約20種、日本固有種では奄美諸島のアマミエビネ、伊豆諸島のニオイエビネ、小笠原諸島のアサヒエビネとホシツルラン、大分と愛媛の石灰岩地に自生するタガネランが知られています。


関連記事(アサヒエビネ(旭蝦根)の運命は)⇒
人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ



タグ:広域種
posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※エコ・カフェ事務局が承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/66973241
※エコ・カフェ事務局が承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック

▲このページのトップへ