アマミイシカワガエル(奄美石川蛙)は渓流の宝石

⇒エコツアー 2013年05月02日 08:46

130412イシカワガエル@エコカフェ.JPGここ数日はヒンヤリで過ごしやすいですが、陽の光が少ないのは残念です。奄美大島の深い森の深い渓流にわたしらは人間様とは無関係に棲んでいます。それゆえ森ではヒュー、ヒューとやや高い鳴声のみ。わたしらとはイシカワガエルです。かつては沖縄本島産と同種とされていたが、数年前、アマミイシカワガエルとして別種とされました。奄美博物館の飼育水槽は窮屈でたまらんな。友だちもいないし....。[2013年4月12日撮影:奄美大島自然体験ツアー@阿部]

130412イシカワガエル案内板@エコカフェ.JPGアマミイシカワガエル(奄美石川蛙、学名:Odorrana splendida Kuramoto, Satou, Oumi, Kurabayashi et Sumida)はアカガエル科ニオイガエル属の大型の蛙。奄美固有種で絶滅危惧TB類(EN)。分布は奄美大島に限り、深い森の渓流やその周辺の林内などに生息。体長は88cmから120cmほどでメスのほうがやや大きめです。体色は日本の蛙の中では最も美しいといわれ、黄緑色で黒褐色や紫褐色の斑紋が、腹面は白色で網目状に黒褐色の斑紋が入ります。背面の皮膚は円錐形の大型隆起や顆粒状の小型隆起で覆われるのも特徴です。前脚指は5本、普通の指4本のほか棘状の骨質の指1本。指趾の先端は吸盤があり、趾間には水掻きが発達するため、木登りも泳ぎも達者です。成体は夜行性で繁殖以外は渓流近くの林内で暮らします。食性は肉食性で昆虫、ザトウムシ、多足類、甲殻類などを食します。繁殖期は4月から5月頃、渓流源流の岩の間隙などの伏流水のあるような場所で産卵するそうです。

ちなみに沖縄本島北部(やんばるの森)産のイシカワガエルは体色が緑色であり、奄美産のものより濃いそうです。地理的に隔離分布しているが、古くは陸続きであったことが偲ばれる生きた証拠でもあるのです。


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posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(1) | TrackBack(0)
この記事へのコメント
カエルの指の本数は一般には前脚4本、後脚5本です。ヒキガエルは前4本、後6本。オットンガエルとイシカワガエルは前5本、後5本となるのでしょうか。不思議ですね。
Posted by トノサマガエル at 2013年05月03日 16:05
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