ヒリュウシダ(緋竜羊歯)

⇒エコツアー 2013年04月30日 01:37

130411ヒリュウシダ@エコカフェ奄美大島エコツアー_170_s.jpg奄美大島の「金作原原生林」の深い森には照葉樹林内にヒカゲヘゴやヘゴの木生シダ植物がニョキニョキとジュラシックパークのような雰囲気をつくっています。もちろん、林下や林床にも多様なシダ植物が繁茂していたりもします。ここではヒリュウシダを紹介します。[2013年4月12日撮影:奄美大島自然体験ツアー@阿部]

ヒリュウシダ(緋竜羊歯、学名:Blechnum orientale L.)はウラボシ目シシガシラ科ヒリュウシダ属の南方系の大型の常緑性シダ植物。分布は南西諸島屋久島以南、小笠原諸島、国外では台湾、中国南部、東南アジアからオセアニアの熱帯・亜熱帯地域に広く、低地から山地の明るい林床、林縁、道路脇などに自生。130411ヒリュウシダ@エコカフェ奄美大島エコツアー_169_s.jpg草丈は2m超、根茎は塊状で短く斜上、葉は根茎から叢生し葉柄基部は褐色の鱗片に覆われます。葉柄は50pほどで突起が散生、葉身1m以上の一回羽状複葉、羽片は最大長約30pほどの披針形で30対から50対ほどつきます。新葉は赤っぽく、新芽は食用になるそうです。ソーラス(胞子嚢群)は羽片裏の羽軸に沿って伸び、 胞膜は成熟する前に裂けてしまいます。

北海道から屋久島までに分布するシシガシラと同じ仲間ですが、超大型であること、胞子葉がないこと、など似てもにつきませんね。ただし、新葉が赤っぽいのは似ていると思います。


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◎父島北袋沢から西海岸へのルート前半の山中林縁でよく見かけるヒリュウシダ[2014年4月28日:未開の森と南島をめぐる父島満喫の旅@山崎]
140428ヒリュウシダ@エコカフェ.JPG140428ヒリュウシダ葉裏@エコカフェ.JPG

リュウビンタイは土壌崖地にわずか、ノヤギの好物ですが届かない場所にのみ自生。林縁にはヒリュウシダばかりが目立つのだそうです。by松原さん

2014.5.6追記140428ヒリュウシダ若葉@エコカフェ.JPG140428ヒリュウシダ@エコカフェ (2).JPG








◎八重山群島石垣島にある沖縄県内最高峰の於茂登岳(標高525.5m)山中でみたヒリュウシダ[2014年3月14日撮影:石垣島@山崎]
140315ヒリュウシダ@エコカフェ.JPG140315ヒリュウシダ新芽@エコカフェ.JPG 

 新芽や新葉はみごとに帯赤色です。

 2014.5.18追記

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