箱根大涌谷はかつては地獄谷と

⇒自然観察会 2013年03月26日 08:01

2013_03_23_大涌谷@エコカフェ第13回自然観察会in箱根_147_s.jpg箱根山の中央火口丘を形成する神山(標高1436m)と冠ヶ岳(標高1409m)から箱根大涌谷まで下ってくると辺りの様子は様変わりだ。噴気による硫黄臭の漂う火山ガスと高温の水蒸気が地表の至る所から立ち上っている。かつて地獄谷と呼ばれた。[2013年3月23日撮影:第15回自然観察会@阿部]

約3000年前、神山北西斜面で大規模な水蒸気爆発が起こった。そのとき山崩れが発生し爆裂火口を堆積物が覆い隠してしまって大涌谷が生まれた。2013_03_23_大涌谷@エコカフェ第13回自然観察会in箱根_149_s.jpg道理で至る所から噴気が立ち上っているわけだ。現在はジオパークとして一大観光地となり、散策道も整備され、名物の真っ黒な温泉卵が売られている。温泉卵の殻が黒色になるのは硫黄と鉄分が化学反応した硫化鉄が付着するからだ。5個で500円、良心的な価格である。

大涌谷の周辺にはススキ、ブナ、アセビミズナラなどが植生回復しているが、さすがに今でも時々発生する崩壊地や火山ガスの影響の出やすい斜面などでは裸地であったり、イタドリノリウツギ、コアジサイ、イオウゴケなど酸性に強い植物の進出と攻防が見てとれたりもする。また、立ち枯れした樹木が自然の造形美を見せてくれるのも面白い。


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posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(1) | TrackBack(0)
この記事へのコメント
以前訪問した時よりも噴気が盛んのような気がしますね。
Posted by イオウゴケ at 2013年03月28日 22:45
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