オオイタチシダ(大鼬羊歯)は美しい

ビーグル号の航海日誌 2013年03月03日 16:41

120504オオイタチシダ@エコカフェ.JPGどんよりしていると時間が止まってしまったかのような感覚になります。体内時計のみが頼りですね。続いて国立科学博物館・筑波実験植物園での展示植栽されているシダ植物コレクションの中からオオイタチシダを紹介します。先に紹介したイヌイワイタチシダの近縁です。[2011年6月11日撮影:第46回草花教室@山崎]

オオイタチシダ(大鼬羊歯、学名:Dryopteris pacifica (Nakai) Tagawa)はオシダ科オシダ属の常緑性シダ植物。 分布は本州東北地方南部以南、四国、九州、沖縄本島、国外では朝鮮半島、中国に及び、内陸部山地の林縁などに自生。草丈は50pから120pほど、根茎は短く斜上しやや株立ち、葉柄基部には線状披針形で黒褐色の鱗片がつく。葉質は硬紙質で時に光沢があり、葉身は2回羽状複葉、卵形か五角形で先は急に細く狭まります。最下部の羽片は大きく有柄、各小羽片先端の辺縁に小さい鋸歯がつくのが特徴です。胞子嚢群(ソーラス)は小さく、小羽片の中肋と辺縁の中間かやや辺縁寄りにつきます。染色体数はn=123の3倍体で無融合生殖で増えます。

オオイタチシダは変異が大きく、葉に光沢のないもの、裂片の鋸歯が不明瞭なもの、綜辺の縁が裏側に反るもの、などが知られます。葉に光沢がなく、裂片に鋸歯のないものをヤマイタチシダ、葉質が厚く革質で先端がほこ型になるものをナンカイイタチシダといいます。


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◎真鶴半島先端にある魚付き保安林(照葉樹林)の林床や林縁でよく見られるオオイタチシダ[2014年5月31日撮影:第20回自然観察会@阿部]
140531ヤブツバキ@エコカフェ.JPG140531オオタチシダとホシダ@エコカフェ.JPG 
 ヤブツバキの林下の小さな崖上にホシダとともに生えていました。

 2014.6.2追記
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