ヘリトリゴケ(縁取り苔)は最大の地衣類

ビーグル号の航海日誌 2013年02月24日 18:15

120407ヘリトリゴケ@エコカフェ(鋸山).JPG千葉県房総半島にある鋸山(標高:329.5m)を目指し、浜金谷駅で下車して車道を離れ山中に入っていくと、金谷川が小さな渓谷をつくっています。そんな渓谷を眼下に残し、照葉樹林の森をぐんぐん中に分け入っていく。林下には散らばった岩上にペンキをぬったように灰青色の地衣類がへばりついるのをよく目にするでしょう。正体はヘリトリゴケです。[2012年4月7日撮影:第12回自然観察会@阿部]

ヘリトリゴケ(縁取り苔、学名:Lecidea albocaerulescens (Wulf.) Ach.)はチャシブゴケ目ヘリトリゴケ科ヘリトリゴケ属の痂状地衣。120407鋸山を目指して@エコカフェ.JPG分布は北海道、本州、四国、九州、南西諸島、海外では北半球に広く、低地から山地の日当たりのよい岩上に着生。地衣体は連続して広がり、大きいものでは径1mを超え、岩上に固着し平滑、色は灰白色から淡青色です。子器は大きいもので径約1oの灰色の盤状で縁は黒く隆起。この黒い縁取りが名前の由来でもあります。

エコカフェでは「第1回南紀白浜学びツアー」(2005年7月実施)で古座川の一枚岩を訪ねた時に、白山先生の指導のもとで岸壁に大きな円形の斑紋をつくっているヘリトリゴケをいくつも観察しました。


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◎奄美大島のマテリアの滝壺近くの大きな岩に着生するヘリトリゴケ[2013年4月13日撮影:奄美大島自然体験ツアー@阿部]130411ヘリトリゴケ@エコカフェ奄美大島エコツアー_553_s.jpg130411ヘリトリゴケ@エコカフェ奄美大島エコツアー_554_s.jpg

 2013.5.12追記





◎奥秩父山塊北端の主峰である瑞牆山(標高2230m)の登山道沿いにある岩に着生していたヘリトリゴケ[2012年9月27日撮影:瑞牆山@山崎]
120927ヘリトゴケ@エコカフェ.JPG120927ヘリトゴケ拡大@エコカフェ.JPG

 2013.7.17追記






◎北アルプス小日向山(標高1907m)登山道脇の岩石上に着生するヘリトリゴケ[2013年7月7日撮影:第16回自然観察会@阿部]130707ヘリトリゴケ@エコカフェ(小日向山).JPG130707ヘリトリゴケ拡大@エコカフェ(小日向山).JPG

 2013.8.27追記





◎秩父山塊の東南の端に位置する棒ノ折山(標高969m)白谷登山コースで見たヘリトリゴケ[2013年7月20日撮影:棒ノ折山視察@山崎]
130720ヘリトリゴケ@エコカフェ.JPG130720ヘリトリゴケ子器@エコカフェ.JPG

 逆断層の火成岩の露頭に着生していました。

 2014.2.16追記
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