ナメラカラクサゴケ(滑ら唐草木毛)は地衣類

ビーグル号の航海日誌 2013年02月03日 22:07

13020ナメラカラクサゴケ@エコカフェ.JPG奥鬼怒温泉郷の加仁湯の近くを雪中散策中に岩上や樹皮上に多様な蘚苔類や地衣類を確認することができた。辺りは雪深く、氷点下の日もまだ多いというのに、むき出しの姿で寒さに耐えているような気がする。ヤマヒコノリと一緒に樹皮に着生する恐らくナメラカラクサゴケだと思います。名前に「コケ」とありますが、蘚苔類ではなく地衣類です。[2013年2月2日撮影:加仁湯周辺@山崎]

ナメラカラクサゴケ(滑ら唐草木毛、学名:Parmelia praesquarrosa Kurok.)はウメノキゴケ科カラクサゴケ属の葉状地衣類。分布は日本ではブナ帯以上の針葉樹林内などの樹皮に着生。地衣帯の背面は灰緑色で全体に滑らかで不整形な白色班が入り、葉縁部は灰白色の細い線で縁取られます。粉芽も裂芽もなく、子器はレカノラ型、胞子で増えます。

同じ仲間に粉芽も裂芽も形成しないトゲナシカラクサゴケ、粉芽はないが裂芽を形成するカラクサゴケが知られています。同定は難しいのでカラクサゴケの仲間とするので十分なのかもしれませんね。


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◎南アルプスの北端に位置する入笠山(標高1955m)の山麓に広がる入笠湿原の傍らのカラマツに着生するナメラカラクサゴケ[2014年9月13日撮影:入笠山事前調査@山崎]
140913ナメラカラクサゴケ@エコカフェ.JPG140913ナメラカラクサゴケ@エコカフェ (2).JPG
 2015.2.16追記
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