ムニンヒサカキ(無人姫榊)は本土系

ビーグル号の航海日誌 2013年01月14日 19:34

120504ムニンヒサカキ@エコカフェ.JPG120504ムニンヒサカキ2@エコカフェ.JPG爆弾低気圧が日本列島南岸を通過しているため東京でも大雪です。亜熱帯気候に属するため冬でも暖かな小笠原の植物、小石川植物園で記録したムニンヒサカキを紹介します。小笠原では絶滅が心配されています。[2012年5月4日撮影:小石川植物園@山崎]

ムニンヒサカキ(無人姫榊、学名:Eurya japonica Thunb.var.boniensis Tuyama)はツバキ科ヒサカキ属の常緑小高木。小笠原固有亜種で絶滅危惧TA類(EN)。分布は聟島、父島、兄島、弟島、母島、北硫黄島に及び、父島では中央部山地の沢沿いのコブガシやムニンヒメツバキの林下にわずか、母島では新個体群などそれなりにに自生。樹高は約3m、枝は細く分枝し、葉は互生し光沢、長楕円形で葉縁に波状の鋸歯、葉先はやや尖ります。花期は3月から4月頃、雌雄異株、枝先に近い葉腋に径約5mmの小花を幾つか咲かせます。雄株は雄花を、雌株は雌花、乳白色。虫媒花のため特異な芳香により虫を呼び寄せます。果実は径約4mmの球形の液果、11月頃に黒色に熟します。もちろん鳥散布です。

ムニンヒサカキの起源は、本州から南西諸島に自生するヒサカキにあると考えられ、同種とする説もあるそうです。話は変わりますが、エコカフェではヒサカキを三宅島の植生回復のために、毎年、植林しています。皆さんも新たなチャレンジを!

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◎小石川植物園の温室で保護展示されているムニンヒサカキの蕾と1個の花[2013年1月27日撮影:小石川植物園@山崎]130127ムニンヒサカキ花@エコカフェ.JPG130127ムニンヒサカキ蕾@エコカフェ.JPG

 2013.2.16追記






◎小石川植物園の温室で保護展示されている枯れた花のつくムニンヒサカキ[2007年6月13日撮影:小石川植物園視察@山崎]070613ムニンヒサカキ@エコカフェ小石川植物園(小笠原植物) 023.jpg

 雄株か雌株か未確認、したがって雄花か雌花かも分かりません。温室の環境で受粉が可能なのでしょうかね。

 2013.5.26追記
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