ムニンシロダモ(無人白梻)は本土系/東南アジア系

ビーグル号の航海日誌 2013年01月03日 20:47

120101 ムニンシロダモ2@エコカフェ.JPG父島の初寝遊歩道は多様な樹種が観察されます。ムニンシロダモもそのひとつです。現地ではシログスとも呼ばれています。キンショクダモよりも内陸性、つまり耐陰性があるため林内の薄暗い場所でも生育しているといいます。近縁の広域種キンショクダモとはやや住み分けをしているらしい。シロダモとも近縁らしい。初寝遊歩道脇の林縁で撮影しました。[2012年1月1日撮影:お正月の旅 小笠原2011年度@吉岡明良・山崎]

120101ムニンシロダモ雄花@エコカフェ.JPGムニンシロダモ(無人白梻、学名:Neolitsea boninensis Koidz.)はクスノキ科シロダモ属の常緑高木。小笠原固有種。分布は聟島列島、父島列島、母島に及び、島の中腹部から山地帯にかけての比較的湿潤な林内に多く自生。樹高は5mから6mほど(時に12、13mほど)、葉は互生し枝先に集生、葉身は長楕円形で全縁、先は尖ります。葉表は濃緑色で光沢があり、葉裏はやや粉白色を帯びます。花期は10月から1月頃、雌雄異株、枝先の葉腋に散形花序をだし黄色い小花をたくさん咲かせます。果実は球形で翌年秋に黄色に熟します。

ムニンシロダモはアカギとの競争状態にあり、アカギ占有の林内には見られず、父島と母島では圧迫により自生地が狭められ、しかも若木ばかりが目立つといいます。また、近縁のキンショクダモは葉裏が黄金色を帯びるが、実際には分布域が重なるような場所では中間的なタイプのものも多いそうです


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◎小笠原父島の旭山山腹の比較的深い森で見たムニンシロダモの新葉[2007年12月31日撮影:お正月の旅 小笠原2007年度@山崎]080101ムニンシロダモ@エコカフェ.jpg080101ムニンシロダモ2@エコカフェ.jpg

 本土に自生するシロダモの新葉と似ていますね。

 2013.1.4追記
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