シマゴショウ(島胡椒)は東南アジア系

ビーグル号の航海日誌 2012年12月30日 10:10

120624シマゴショウ2@エコカフェ.JPG小笠原の森に入ると着生植物が多いことが目に付きます。もっとも多いのがシマオオタニワタリホソバクリハランなどのシダ類やオガサワラシコウランなどのランの仲間、キノコ類などです。そんな着生植物のひとつにシマゴショウがあります。[2012年6月24日撮影:小石川植物園@山崎]

シマゴショウ(島胡椒、学名:Peperomia boninsimensis Makino)はコショウ科サダソウ属の常緑多年草。120624シマゴショウ@エコカフェ.JPG小笠原固有種で絶滅危惧U類(VU)。分布は父島と母島に限り、比較的湿潤な場所の老木や岩壁などの上に他の着生植物とともに着生。草丈は10pから30pほど、気根で固着、茎は茶褐色を帯び、斜上しシュートを伸ばし増えます。葉は対生か三輪生し、多肉質で主脈のみ目立ち、葉身は楕円形、全縁で葉先は鈍頭で尖ります。花期は春から秋、やや赤味がかった淡緑色の穂状花序を数本伸ばし、淡緑色の小花をたくさん咲かせます。果実は夏から晩秋にかけ赤褐色に熟します。

シマゴショウは四国南部、九州から南西諸島に分布する着生植物のサダソウが近縁種と考えられているようです。サダソウは全草に短毛があり、シマゴショウは無いことから違いは明らかなようです。


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◎小石川植物園の温室で保護展示されているシマゴショウ[2007年6月13日撮影:小石川植物園視察@山崎]070613シマゴショウ@エコカフェ小石川植物園(小笠原植物) 032.jpg

 2013.5.26追記
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