カンボク(肝木)は鳥食わずとも

ビーグル号の航海日誌 2012年12月23日 08:30

061209カンボク@企業環境研修(裏磐梯) エコカフェ.jpg裏磐梯にある五色沼のひとつ赤沼の畔でわずかに赤い実をつけたカンボクがたたずんでいます。カンボクは「鳥食わず」といって果実に毒成分を含むためキレンジャクとツグミのみが食するに過ぎないのだと言います。したがって真冬のこの季節でも葉を落とした枝先に赤い実を残しているのです。[2006年12月9日撮影:企業環境研修プログラム「森の教室」@山崎]

カンボク(肝木、学名:Viburnum opulus L. var. calvescens (Rehd.) Hara)はスイカズラ科ガマズミ属の落葉小高木。分布は北海道、本州中部地方以北、国外では樺太、朝鮮半島、中国に及び、山地の疎林内や林縁、湖畔など日当たりのよい湿った場所に自生。樹高は5mから7mほど、葉は対生、葉身は4pから12pほどの広い卵形で3裂、葉縁は全縁(時に粗鋸歯)で葉先が尖ります。葉表は無毛、葉裏脈上に長い開出毛が生えます。花期は5月から7月頃、枝先から径10pほどの散房花序をだし、中央に白い小さな両性花を咲かせ、周囲に5裂の白色の装飾花がつきます。果実は径約8oの液果、秋に赤色に熟します。

オオカメノキ(ムシカリとも)ヤブデマリに似るが落葉していなければ葉の形で区別できます。材はクロモジと同様に殺菌作用があって爪楊枝や目薬などに利用されます。名前の由来も肝臓薬に使われたことによるそうです。はてはて。


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タグ:広域種
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