ヤマウド(山独活)は優れモノ

ビーグル号の航海日誌 2012年12月16日 00:01

090922ヤマウド@エコカフェ.JPG北アルプス涸沢ヒュッテから横尾まで下山してきたときにたくさんの実をつけているヤマウドを見つけました。野生のものは少なく、江戸時代以降は栽培されるようになり、今私たちが山菜として食するものは全て畑栽培によるものです。[2009年9月22日撮影:上高地@山崎]

ヤマウド(山独活、学名:Aralia cordata Thunb.)はセリ目ウコギ科タラノキ属の多年草。分布は北海道、本州、四国、九州、朝鮮半島、中国に及び、山地の日当たりのよい斜面や林縁などに自生。草丈は2mから3mほど、よく分枝、葉は互生し、2回羽状複葉、小葉は葉身10cmから15cmほどの卵形で葉縁に細鋸歯、葉先は尾状に尖ります。花期は8月から9月頃、枝上部の葉腋から集散状の花序をだし、径約3mmの緑白色の5弁化を球状にたくさん咲かせます。雄蕊、雌蕊花柱とも5本。果実は径約3mmの球形の液果状の核果で黒紫色に熟します。

「ウドの大木」とは是如何に。新芽はほんのり苦みのある香り高い山菜として好まれていますが、苦味成分はタンニンです。ジテルペン、フラボノイド、クロロゲン酸などの機能成分も含まれ、自律神経調整、抗酸化などの効能も期待されるようです。根は生薬として「独活(どくかつ)」と呼ばれ、解熱や神経痛の緩和に効果があるそうです。


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奥多摩の三頭山(標高1531m)登山途中で見たウド[2008年9月27日撮影:第2回自然観察会@阿部]
080927ウド看板@エコカフェ第2回自然観察会(三頭山) 079.jpg080927ウド@エコカフェ第2回自然観察会(三頭山) 078.jpg
 2014.4.23追記






◎南アルプス北端に位置する入笠山(標高1955m)山中の渓流沿いの登山道でみたヤマウド[2014年9月13日撮影:入笠山事前調査@山崎]
140913ヤマウド@エコカフェ.JPG140913ヤマウド@エコカフェ.JPG
 2014.10.8追記
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