東大寺南大門金剛力士立像は

ビーグル号の航海日誌 2012年12月15日 12:40

091126東大寺南大門金剛力士立像吽行@エコカフェ.JPG091126東大寺南大門金剛力士立像阿行@エコカフェ.JPG奈良雑司にある東大寺、聖武天皇の創建当時には全国60余の国分寺の中心「総国分寺」でもあった。仏教が国づくりの中で普及していった時代でもあったようだ。世界文化遺産にも登録されています。南大門にある金剛力士立像を紹介しましょう。[2009年11月26日撮影:東大寺@山崎]

東大寺南大門は鎌倉時代の正治元年(1199年)に再建。天竺様という貫を多用する建築様式。門内の左右に向かい合う形で仏教の護法善神、つまり守護神である金剛力士立像が安置されています。風雨を避けるためでしょうか。開眼は建仁3年(1203年)10月3日、運慶・快慶らの手によるもので高さ8mを超えます。約3千の部材からなる寄木造りで、一体をたった70日で完成させたというから驚きです。まさに写実性に特徴のある鎌倉彫刻の代表作です。
091126東大寺南大門内部上部構造@エコカフェ.JPG向かって左側「阿行」は口を閉じ怒りを内に秘めた顔相で、如意棒を肩に担ぎ、右腰に手の平で如意棒の橋を掴んで押さえ、左手はひじを横に張って、手の平と指を思い切り開き、左胸の横で正面に向けます。右側には「吽行」は怒りを顕わにした顔相で、右手は肘を肩の高さで横に引き、手の平を広げて親指と人差し指で摘み、中指、薬指、小指は思い切り開き、左胸前で手の平を外に向けます。左手は脇を開けてひじを横に張り、如意棒を左腰でしっかり握ります。

法隆寺中門の金剛力士立像とは阿形像と吽形像の安置が左右逆になっているのはどうしてでしょうか。飛鳥時代には中門に安置されたのですが、東大寺では中門ではなく南大門ですから込めた意味合いも違ったのでしょうか。さてはて


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