カクレミノ(隠蓑)は照葉樹林の亜高木層を

ビーグル号の航海日誌 2012年12月01日 11:39

121028カクレミノ@エコカフェ.JPG伊勢神宮内宮境内で見たカクレミノはヤブツバキ(藪椿)などとともに照葉樹林の亜高木層から低木層を構成する樹種のひとつです。第14回自然観察会で江ノ島の照葉樹林の森を訪ねましたが、そこでも観察することができました。[2012年10月28日撮影:伊勢視察@山崎]

カクレミノ(隠蓑、学名:Dendropanax trifidus (Thun.) Makino)はウコギ科カクレミノ属の常緑亜高木。分布は本州関東地方以南、四国、九州、南西諸島、台湾、長編半島南部に及び、温暖な二次林や照葉樹林の林内などに自生。121028カクレミノ樹皮@エコカフェ.JPG樹高は5mから7mほどで、樹皮は平滑で灰褐色、小さい皮目が目立ち、すーっと伸び分枝し、葉は枝先に互生し、葉身7pから12pほどで形状変異も大きい。芽生えは楕円形、幼樹では3深裂から5深裂、成長すると広卵形で全縁か2浅裂から3浅裂、これらが混生。花期は6月から8月頃、枝先に散形花序をだし、薄黄色の径約4oの5弁花をたくさん咲かせます。両性花のみの花序と両性花と雄花の混生する花序がありそうです。果実は径約1pの楕円形の液果、先端に雌蕊花柱が残り、12月頃に黒紫色に熟します。中には2個から5個の種子が入っています。

いろんな場所で見かけるのですが、まだ花も果実も見たことはありません。これからはもう少し注意深く観察していければと思います。


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◎奄美大島の金作原原生林で見たカクレミノ[2013年4月12日撮影:奄美大島自然体験ツアー@阿部]130411カクレミノ@奄美大島エコツアー_134_s.jpg

 2013.4.27追記






◎対馬厳原町地区の豆酘龍良山林木遺伝資源保存林内でみたカクレミノ[2014年11月8日撮影:対馬エコツアー@阿部]
141108カクレミノ樹幹@エコカフェ.JPG141108カクレミノ@エコカフェ.JPG
 葉は黄色になり落下しています。取り分け冬支度を急いでいるようです。

 2014.11.24追記


141108カクレミノ黄葉@エコカフェ.JPG



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