静寂に隠れる尺蛾はオキナワクロテンヒメシャク!?

ビーグル号の航海日誌 2012年11月24日 00:03

120722オキナワクロテンヒメシャク@エコカフェ(久高島).JPG久高島の静寂なヤグルガーのある断崖崖地に植生するモンパノキの葉裏で休んでいました。盛夏です。その白っぽい地に淡褐色のにじむ帯紋様をもった蛾の正体はなんだろう。具志堅用高さんの番組をきっかけに調べてみることにしました。同定するには写真だけでは困難ですが、オキナワクロテンヒメシャクとしておきます。[2012年7月22日撮影:久高島@山崎]

オキナワクロテンヒメシャク(沖縄黒点姫尺蛾、学名;Scopula nesciaria absconditaria (Walker))はシャクガ科ヒメシャク亜科に属する蛾。分布は奄美大島、沖永良部島、沖縄本島、宮古島、西表島、与那国島、国外では台湾、中国に及びます。成体の地色は茶けた白で黄褐色のジグザグの横線が数本入ります。また横脈点や前翅外縁に4つの黒色点列、入り、前後翅の外縁が丸みを帯びているのが特徴です。幼虫の食草はクマツヅラ科のショウロウクサギなどです。幼虫は刺激を与えると蛇のようにとぐろを巻きます。

よく似ているものに幼虫がハマゴウを食するチビウスバホシシャクガいます。チビウスバホシシャク(学名:Derambila fragilis (Butler))はシャクガ科ホソシャク亜科に属し、分布は八重山列島の石垣島、西表島、国外では台湾に及ぶそうです。ほかにも似ているものがいます。ヒメシャク亜科のウスククロテンヒメシャク(薄黒点姫尺蛾)、分布域は国内では北海道から屋久島まで、国外で朝鮮半島、中国、台湾。ヒメシャク亜科のウスウラナミヒメシャク、分布域は本州と九州。前者は沖縄本島に近い久高島に棲息していてもおかしくないようにも思いますが、幼虫の形態や食草を確認しないとどうにもなりません。トホホです。


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