高山植物の魅力(78)、タカネナデシコ(高嶺撫子)

ビーグル号の航海日誌 2012年11月15日 12:17

尾瀬(至仏山) 031.jpg尾瀬ヶ原の西側に位置する至仏山(標高:2228m)は蛇紋岩からなる山塊であって貴重な高山植物が見られることでも知られています。まだ、お花畑が見られる季節に登山していないのでその恩恵にはあずかっていませんが機会あったらチャレンジしたいと思います。ここではかって晩秋に登山したときに出逢ったタカネナデシコを紹介します。[2006年10月1日撮影:至仏山@阿部]

タカネナデシコ(高嶺撫子、学名:Dianthus superbus L. var. speciosus Rchb.)はナデシコ目ナデシコ科ナデシコ属の多年草。カワラナデシコの高山型の変種。分布は北海道、本州中部地方以北、国外ではユーラシア大陸北部に広く、亜高山帯から高山帯の日当たりの良い岩礫地や草原に自生。草丈は15cmから40cmほど、茎は直立し葉は対生、葉身2cmから3cmほどの線状披針形か線形、粉白色を帯び、葉縁に微鋸歯がつきます。花期は7月から9月頃で茎先に径約4、5cmの淡紅紫色の花を数個咲かせます。花弁5枚で先端が糸状に細裂し基部に髭状毛が密生、雄蕊10本、萼筒基部に2対の先が芒状の苞がつくそうです

タカネナデシコの仲間は、日本にはシロバナタカネナデシコ、尾状の苞が2対で下1対が大きい高原に自生するエゾカワラナデシコ、苞が1対のエゾタカネナデシコ、平地に自生するカワラナデシコ、ヒメハマナデシコ、ハマナデシコ、シナノナデシコが知られています。


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