ダイモンジソウ(大文字草)の花は妖精のよう

ビーグル号の航海日誌 2012年11月13日 04:29

070929ダイモンジソウ@エコカフェ.jpg深夜にもなるとぐんと冷え込むようになりました。冷たい雨の影響もあるのでしょう。
5年ほど前に山梨県西沢渓谷を訪ねたことがあります。森林浴のリラックス効果が実証されている森林セラピー基地に認定されており、エコカフェの企業研修活動の実証対象として体験参加するためでした。その時、渓谷沿いで清流の飛翔に濡れながら咲く白く妖精のような清楚な花に出逢いました。ダイモンジソウです。[2007年9月29日撮影:西沢渓谷@阿部]

ダイモンジソウ(大文字草、学名:Saxifraga fortunei Hook.f. var. alpina (Matsum. et Nakai) Nakai)はユキノシタ目ユキノシタ科ユキノシタ属の多年草。分布は北海道、本州、四国、九州、国外では朝鮮半島、中国、サハリンなどに及び、海岸から高山までの湿気のある涼しい岩上などに自生。よく群生。草丈は10pから40pほど、根茎は短く分枝せず、根出葉は長い柄があり深緑か紫色を帯び、葉身3pから15pほどの腎円形で長い毛が密生、葉縁は5から17ほど浅裂します。花期は7月から10月頃、花茎を5pから40pも伸ばした先に集散花序をつけ、白色(ときに淡紅色)花をたくさん咲かせます。花は5弁で上側3弁が短く下側2弁が長く「大」の字になります。雌蕊2本、雄蕊10本で葯は橙赤色。果実は長径5p前後の卵形の刮ハで、熟すと下部が避けたくさんの小さな種子が散布されます。

ダイモンジソウは葉の大きさや形状など変異が大きく、変種として高山性で小型のミヤマダイモンジソウ、花が淡紅色のベニバナダイモンジソウ、花茎に長い毛が生えるイズノシマダイモンジソウ、超小型のヤクシマダイモンジソウが知られています。ごく近縁にエチゼンダイモンジソウ、ジンジソウ、ハルユキノシタがあるそうです。奥が深いですよ。


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タグ:広域種
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