ヒトツバタゴは何故にナンジャモンジャノキ

ビーグル号の航海日誌 2012年11月07日 06:00

120504ヒトツバタゴ@エコカフェ.JPG世にも奇妙なものがある。ナンジャモンジャとは見慣れぬ立派な植物に人びとが名付けた愛称のようなもの、多くはヒトツバタゴを指すが、他にもニレ、イヌザクラ、ボダイジュなどを呼ぶ場合があるとう。古く占いや神事の際の「なんじゃもんじゃ」呼称が起源だそうです。白い花が新緑を雪が覆うように咲く姿は少々異様に思えます。[2012年5月4日撮影:小石川植物園@山崎]

ヒトツバタゴ(一つ葉タゴ、学名:Chionanthus retusus Lindl. et Paxton)はゴマノハグサ目モクセイ科ヒトツバタゴ属の落葉高木。120504ヒトツバタゴ満開@エコカフェ.JPG絶滅危惧U類。 分布は長崎県対馬北端、長野県・岐阜県・愛知県木曽川流域にのみ隔離し、国外では朝鮮半島、中国、台湾に及び、日本では対馬の群生のほかは湿地のごく限られた場所などに自生。名前の由来はこの木に似ているタゴ(モクセイ科トネリコ属)は複葉であるのに対して単葉であることにあります。樹高は15mから20mほど、樹皮は灰褐色で縦裂、葉は対生し有長柄、葉身4cmから10cmほどの長楕円形です。花期は4月下旬から5月中旬頃、雄株・両生花異株、新枝先に円錐形の集散花序をだし、たくさんの白色の花を咲かせます。花は芳香が強く、径約2cmで花冠は長く4深裂、雄蕊2本、雌蕊1本。雄花では雌蕊が退化。果実は長径約1.5cmの広楕円形の核果で秋に黒色に熟します。

明治神宮外苑の絵画館の近くにも大きなナンジャモンジャノキがあるが、これはヒトツバタゴだそうだ。日本各地で植栽されているので観察は容易ですね。一方、この夏、佐渡島エコツアーの際に見た大願寺の境内にあった「ナンジャモンジャノキ」と呼ばれる大木は住職によるとボダイジュ(菩提樹)とのことでした。


関連記事(みどりの日に小石川植物園へ)⇒
人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ


◎佐渡島真野の大願寺の境内で見た花をつけるボダイジュ(ナンジャモンジャノキ)[2012年8月5日撮影:佐渡島エコツアー@阿部]120805菩提樹と鐘楼堂@エコカフェ(佐渡島).JPG120805ボダイジュ@エコカフェ(佐渡島).JPG

 2012.11.5追記






◎深大寺境内にある立派ななんじゃもんじゃ(ヒトツバタゴ)[2012年10月13日撮影:深大寺@阿部]121013なんじゃもんじゃ看板@エコカフェ.JPG121013ヒトツバタゴ@エコカフェ.JPG

 2013.3.20追記






◎対馬の上対馬町地区鰐浦の韓国展望所の眼下の傾斜地に群生するヒトツバタゴ[2014年11月9日撮影:対馬エコツアー@阿部]
141109鰐浦展望台@エコカフェ.JPG141109鰐浦のヒトツバタゴ群生地@エコカフェ.JPG
 2014.11.23追記
posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※エコ・カフェ事務局が承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/59866735
※エコ・カフェ事務局が承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック

▲このページのトップへ