クロガネモチ(黒鉄糯)は逞しい

ビーグル号の航海日誌 2012年11月02日 17:06

120624クロガネモチ葉@エコカフェ.JPGクロガネモチは大気汚染に強く、耐火性があって、刈込みや枝打ちしてもどんどん芽吹きするため、庭木や垣根、街路樹によく利用されています。名前に「金持ち」とあることから縁起がよいともされています。名前の由来については新枝や新葉の柄が黒紫色を帯びることにあるそうです。また、モチノキの仲間ですから樹皮からは「鳥もち」がとれます。[2012年6月24日撮影:小石川植物園@山崎]

クロガネモチ(黒鉄糯、学名:Ilex rotunda Thunb.)はモチノキ科モチノキ属の常緑高木。分布は本州関東地方以西、四国、九州、南西諸島、国外では中国、台湾、ベトナム、インドシナに及び、低地や海岸近くの照葉樹林内などに自生。120624クロガネモチ樹皮@エコカフェ.JPG120624クロガネモチ@エコカフェ.JPG樹高は野生下では約10m、樹皮は淡灰褐色で平滑、葉は互生し、皮質、深緑色で光沢があり、葉身6cmから8cmほどの楕円形、葉脈は目立たず全縁でやや波打ち先が尖ります。常緑であるが4月頃の新芽の芽吹きと同時に葉が交替します。花期は5月から6月頃、雌雄異株、新枝先の葉腋から集散花序だし淡紫色の小花をたくさん咲かせます。花は径約4mmで花弁6枚が基本、雌花は雄蕊が退化、雄花では雌蕊が退化しています。果実は径約6mmの球形の核果で秋に真っ赤に熟します。野鳥が好んで食し、種子は鳥散布されます。

クロガネモチの葉はモチノキネズミモチの葉と同じように濃緑色で葉脈の目立たないのっぺりした感じです。ネズミモチはモクセイ科であって葉は対生、モチノキの葉は小型で幅が狭いことから見分けることができるといいます。


関連記事(タブノキ(椨)は照葉樹林の代表樹)⇒




◎この季節に野鳥たちの貴重な食糧となるクロガネモチの赤い果実[2013年1月27日撮影:小石川植物園@山崎]130127クロガネモチ@エコカフェ.JPG130127クロガネモチ果実@エコカフェ.JPG

 2013.2.16追記






◎奄美大島の金作原原生林で見たクロガネモチ(樹幹のみ)[2013年4月12日撮影:奄美大島自然体験ツアー@阿部]130411クロガネモチ@奄美大島エコツアー_183_s.jpg

 金作原は照葉樹林の森ですよ。圧巻です!

 2013.4.27追記




◎小石川植物園内の若い果実をつけるクロガネモチ[2012年9月22日撮影:小石川植物園@阿部]120922クロガネモチ樹皮@エコカフェ.JPG120922クロガネモチ果実@エコカフェ.JPG

 2013.12.6追記







◎秋の深まりの中で赤い実をたくさんつけるクロガネモチ[2016年11月26日撮影:小石川植物園@山崎]
161126クロガネモチ果実@エコカフェ.JPGPB260078.JPG

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