カヤ(榧)は最高級とは

ビーグル号の航海日誌 2012年10月21日 20:57

120922カヤ果実@エコカフェ.JPG将棋や囲碁に興ずる人は榧材で作った将棋盤や碁盤を最高級品として愛してやまないようだ。榧材は年輪が緻密で堅く滑らかで他の針葉樹のものとは異なった独特の上質なテンペル系の香りがあります。古くは葉を薫じて蚊や虫除けに利用したそうです。名前の由来も「カヘ」が転訛したものだそうです。また、種子の油成分を搾って食用油や灯明油に利用したそうです。[2012年9月22日撮影:小石川植物園@阿部]

カヤ(榧、学名:Torreya nucifera (L.) Sieb. et Zucc.)はイチイ目イチイ科カヤ属の常緑針葉樹で高木。軽度懸念(LC)。120922カヤ@エコカフェ.JPG分布は本州宮城・山形以西、四国、九州、屋久島、国外では朝鮮半島に及び、暖温帯に自生。暖帯では主にカシ類シイ類タブノキイスノキなど照葉樹林に混生、温帯ではコナラ、クリ、ケヤキなど落葉広葉樹モミ、ツガなどの常緑針葉樹に混生するようです。樹高は20mから25mほどで、樹幹は直立し樹皮は青灰色で縦裂、枝は対生し三叉状に伸び、新枝は緑色をしています。葉は螺旋状につき革質で光沢があり、葉身約2pの線形で断面は扁平で先が鋭く尖ります。葉表は濃緑色、葉裏はやや白い気孔帯が2列に並びます。側枝では葉は2列水平に並びます。
花期は4月から5月頃、雌雄異株、雄株の雄花は1pほどの淡黄黄色の楕円形で前年枝の葉腋につきます。雌株の雌花は緑色の球形で新枝基部の葉腋に2個つきます。果実は球形の堅果、翌年秋に緑色から紫褐色に熟し、果肉状の仮種皮に淡褐色で楕円形の種子が包まれています。


耐陰性があり樹林内でも幼樹は育つことができ、成長は遅く、土壌さえ恵まれれば長寿なため他の樹木との競争に勝ってしっかりと大木から巨木へと成長していくそうですよ。大器晩成型ですね。


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◎日比谷公園の片隅に佇む雄花をつけるカヤ[2013年4月4日撮影:日比谷公園@青山]130404カヤ@エコカフェ.JPG130404カヤ雄花@エコカフェ.JPG

 2013.4.4追記






◎赤城自然園内で見たわずかに果球をつけるカヤ[2013年7月27日撮影:親子自然ふれあい体験in赤城自然園@阿部]130727カヤ@エコカフェ.JPG130727カヤ果球@エコカフェ.JPG

 歩いていてなんで気づけるのでしょうね。

 2013.7.28追記
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