ムニンタツナミソウ(無人立波草)

ビーグル号の航海日誌 2012年10月14日 01:08

121013ムニンタツナミソウ@エコカフェ(神代植物公園).JPG神代植物公園の温室の「小笠原の絶滅に瀕している植物」コーナーでムニンタツナミソウが保護栽培されていました。残念ながら花の季節ではないので青々とした葉っぱだけです。[2012年10月13日撮影:深大寺植物公園@山崎]

ムニンタツナミソウ(無人立波草、学名:Scutellaria longituba Koidzumi)はシソ科タツナミソウ属の多年草。絶滅危惧U類(VU)。分布は小笠原諸島の父島、兄島に限り、山地の林内や林縁などに自生。よく小群落をつくります。草丈は15pから25pほど、茎はシソ科らしく4稜、葉は十字対生し、卵形で葉縁には粗く浅鋸歯がつきます。樹陰地の葉は大形で柔らかく、陽向地の葉は小さくやや厚めです。
花期は3月から4月頃で茎先に総状花序ををだし、白色の唇形の花をたくさん咲かせます。花は双生で花筒が約5pと長く立ち上がり先が湾曲します。雄蕊4本、雌蕊1本、花筒に蜜が貯まりポリネーターを誘います。果実は分果で5月から6月頃に熟します。花の咲く様子を白波に見立てて名前が付けられたそうです。

父島や兄島での生育地ではノヤギによる食害により激減した経緯があるが、最近では対策も進み比較的見られるようになってきたといいます。


関連記事(オガサワラトカゲは太平洋諸島が起源)⇒
人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ


◎小石川植物園で見た花が散った後のムニンタツナミソウ[2012年6月24日撮影:小石川植物園@山崎]120624ムニンタツナミソウ@エコカフェ(小石川植物園).JPG

 残念ながら受粉しなかったために果実ができていないようです。

 2012.10.14追記




◎小石川植物園の温室で保護展示されているムニンタツナミソウ[2007年6月13日撮影:小石川植物園視察@山崎]070613ムニンタツナミソウ@エコカフェ小石川植物園(小笠原植物) 030.jpg

 あまり元気がないようですね。

 2013.5.26追記



◎愛くるしい花をつけるムニンタツナミソウ[2013年1月29日撮影:小石川植物園@山崎]130129ムニンタツナミソウ花序@エコカフェ.JPG130129ムニンタツナミソウ花@エコカフェ.JPG

 2013.11.10追記





◎父島の中央山山頂近くの尾根筋で見たム花を咲かすニンタツナミソウ[2014年4月30日:未開の森と南島をめぐる父島満喫の旅@山崎]
140430ムニンタツナミソウ@エコカフェ.JPG140430ムニンタツナミソウ花@エコカフェ.JPG
 2014.4.30追記
posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※エコ・カフェ事務局が承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/59190587
※エコ・カフェ事務局が承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック

▲このページのトップへ