春日山は水神の聖域也

ビーグル号の航海日誌 2012年10月12日 21:51

120728高山神社@エコカフェ(春日大社).JPG今年の夏は本当に暑かったです。そんな中、奈良県の春日山(標高498m)原生林で汗びっしょりになったのが印象的でした。なぜに暑い季節に暑い奈良で山登りと地元の友人に笑われてしまいました。でも一緒に登ってくれました。春日山は一千年以上にわたり伐採が禁止されていた原生林を抱えているのです。よほど神聖な地であったに違いありません。そんなことをしっかり体感したかったのです。[2012年7月28日撮影:奈良・京都視察@阿部]

120728切り株と若木@エコカフェ.JPG120728折樹とつる植物@エコカフェ.JPG春日山周遊コースを芳山交番所か下山のために山道に入ると右手に高山神社が控えめに鎮座しています。高山神社には春日大社末社のひとつで、龍王(水神)が祀られおり、古来より祈雨法要が行われてきたそうです。
この高山神社のさらに北奥に春日大社末社の鳴雷神社(古く高山龍王社)が鎮座しているそうです。残念ながら急いでいたため気づかず足を運ぶことはいたしませんでしたが、こちらも古く、由緒は貞観元年(859年)、祭神は水神です。鳴雷神社はまさに能登川の水源に当たり、春日信仰の源を探る上で重要な神社だそうです。
ならばと春日山にある春日大社末社を調べてみると、佐保川水源に鎮座する神野神社、水谷川水源に鎮座する上水谷神社が今に伝えられているようです。やはりどちらも祭神は水神です。

古来より奈良に都を置くよりもずっと昔から人びとは春日山を大切にしてきたに違いありません。四季のある日本において日照りによる干ばつなど自然現象を前に作物の豊穣を願って水神を崇拝してきたのです。この土地には猿沢池春日山室生寺をつなぐ伝説も残されているようです。


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posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(1) | TrackBack(0)
この記事へのコメント
森の乾いた空気が感じられますね。
自然にとって雨は大地を潤す恵みそのものだったのですね。
保水力のある森づくり大切です。
そのためには人の手も必要なんですね。
Posted by 森の精霊 at 2012年10月13日 17:01
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