ベニテングダケ(紅天狗茸)の不思議

ビーグル号の航海日誌 2012年10月02日 08:48

ベニテングダケ@エコカフェ.JPG瑞牆山(標高2230m)山頂を目指す黒雲母花崗岩の岩場を標高を稼いでいくと針葉樹林の生い茂る登山道脇の林下でベニテングダケを所どころで見かけました。このキノコは色彩が目立ち毒を持っているという。毒は防御機能、目立つことは誘引機能と考えられ、何故に矛盾する機能を同時に有しているのかまったくもって不思議です。[2012年9月27日撮影:瑞牆山@山崎]

ベニテングダケ(紅天狗茸、学名:Amanita muscaria (L. : Fr.) Hook.)はハラタケ目テングダケ科テングダケ属の有毒キノコ。菌根菌。分布は北海道、本州中部地方以北、紀伊山地、四国山地に隔離し、国外ではシベリア、ベーリング地域を起源にユーラシア大陸、北米大陸などに広く、国内ではカラマツトウヒシラカンバなどの針葉樹林下などに自生。柄は白く高さは5pから20pほど、傘は深紅色に白色のイボが散在し傘径は5pから20pに及びます。根元は太く肥大します。

ベニテングダケは絵本やアニメなどによく登場し親しみがありますが、毒成分(イボテン酸、ムスカリン、ムッシモールなど)を含むことから取り扱いには注意が必要です。しかしながら、イボテン酸はグルタミン酸以上の旨味成分であり、日本の一部地域では特別な処理で毒成分を弱めて食する習慣もあるという。尤もシベリア東北部からカムチャッカにかけての民族の間ではシャーマンによる宗教儀式などに利用されてきたとの報告もあります。


関連記事(森林のキノコたち)⇒
人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ




タグ:広域種
posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※エコ・カフェ事務局が承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/58677747
※エコ・カフェ事務局が承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック

▲このページのトップへ