中尊寺の鎮守は白山神社

ビーグル号の航海日誌 2012年09月26日 16:34

100820白山神社鳥居@エコカフェ(中尊寺).JPG岩手県南部に位置する中尊寺、毛越寺、観自在王院跡、無量光院跡、金鶏山の5資産は「平泉-仏国土を現わす建築・庭園及び考古学的遺跡群」として2011年に世界文化遺産に登録されました。それらは平安時代末期に浄土思想を独自に寺院、庭園に表現したものという。ここでは中尊寺境内北方に位置する中尊寺の鎮守である白山神社を紹介しよう。[2010年8月20日撮影:奥州平泉視察@阿部]

白山神社は、仁明天皇の御代嘉祥3年(850年)に、中尊寺の開祖である慈覚大師が一関磐井川の上流(現一関市元寺地区)に加賀の一の宮(現・白山本宮)から分霊されていたものを、現在の関山の地に勧請したのが始まりと伝えられています。100820白山神社能舞台@エコカフェ(中尊寺).JPG100820白山神社能舞台2@エコカフェ(中尊寺).JPG勧請と同時に十一面観音を本尊とし、後に脇待として正観音(藤原李衡持仏)と毘沙門天(源義経持仏)が寄進安置されていたが、嘉永2年(1849年)正月に消失したという。
現在の能楽殿は嘉永6年(1853年)に伊達藩により再建。近世の能舞台遺講としては、東日本唯一のもので茅葺の寄棟屋根で舞台、楽屋、橘掛、鏡の間などを完備しており、平成15年(2003年)に国の重要文化財にも指定されました。毎年5月4日・5日(古来は卯月初午の日)に催行される祭礼では、中尊寺一山の僧侶により、「古実舞」と「御神事能」が奉納されます。一の鳥居は両部形式でやはり伊達藩が寄進したものだそうです。

私たちが参拝した時は世界文化遺産登録前であったため訪れる観光客はまれでひっそりとしていました。鏡板に描かれた「老松」は色あせしているものの見事ですね。


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