マタタビ(木天蓼)の葉の白化は

ビーグル号の航海日誌 2012年09月26日 10:27

110723マタタビ葉@エコカフェ(芦生公開講座) 191.jpgこの季節に山野に行くとマタタビやサルナシの果実を採取することができます。どちらも栽培種のキウイフルーツと同じ仲間であって果実は熟すと美味しいそうです。もっともキウイはシナサルナシが原種で品種改良されたものといいます。ここではマタタビを紹介します。[2011年7月23日撮影:芦生公開講座2011「今,森から考える−森のめぐみ−」@阿部]

マタタビ(木天蓼、学名:Actinidia polygama (Sieb. et Zucc.) Planch. ex Maxim.)はツバキ目マタタビ科マタタビ属の落葉性つる植物。110723マタタビ@エコカフェ(芦生公開講座) 190.jpg分布は北海道、本州、四国、九州、千島列島、朝鮮半島に及び、山地急斜地の林縁などに自生。若枝はつる状に長く伸びるが周囲のものに緩やかに絡みつきく。葉はつる状の枝に互生し有柄、葉身6pから12pほどの広卵形から楕円形で葉縁に鋸歯がつき葉先は尖ります。開花の頃に葉表が白化します。これは送粉昆虫の誘導サインと考えられているようです。
花期は6月から7月頃、両性株、雄株、雌株があり、葉腋から花柄を垂れ下げ径約2pの白色の5弁花を2、3個咲かせます。両性株には両性花、雄株には雌蕊が退化した多数の雄蕊だけの雄花、雌株には雄蕊が退化し花弁もない雌蕊だけの雌花1個をつけます。果実は長径約25oの長楕円形の液果で8月から9月頃に黄緑色に熟します。

猫にマタタビといいますが、ネコ科の動物はマタタビ特有の臭気(マタタビラクトンや塩基性アクチニジン)を嗅ぐと恍惚感に陥るそうです。マタタビアブラムシが寄生した果実を「木天蓼」、乾燥した茎は根を「木天蔓」と言って、古くから冷え性、神経痛、リューマチなどの民間薬として利用されてきたそうです。


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タグ:広域種
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