海浜植物、スナビキソウ(砂引草)

⇒エコツアー 2012年09月17日 10:58

120804スナビキソウ花@エコカフェ.JPG周回遅れ記事。佐渡島2日目、大佐渡石名天然杉遊歩道を散策した後、北西海岸沿いの県道45号を戸地から尖閣湾に下る途中の岩場海岸で海浜植物を観察しました。ハマボッスハマナスハマゴウ、ハマニガナ、ネコノシタ、ナミキソウ、ハマエンドウ、キリンソウ、オニシバ、スナビキソウなどが見られます。[2012年8月4日撮影:佐渡島エコツアー@叶拓斗]

スナビキソウ(砂引草、学名:Messerschmidia sibirica L.)はシソ目ムラサキ科スナビキソウ属の多年草。120804スナビキソウ@エコカフェ.JPG分布は北海道、本州、四国、九州、国外では朝鮮半島、シベリア、ヨーロッパに広く、海岸の砂浜や磯などに自生。草丈は25pから30pほどで、長い地下茎で繁殖、葉は互生し無柄、葉身は2.5cmから6pほどの披針形からへら形、全縁で葉先は鈍頭。葉両面や茎に軟毛が密生します。花期は5月から8月頃で茎頂に短い集散花序をだし白色の小さな花を幾つも咲かせます。花は径約8o、花弁は筒状で5深裂、萼片は5中裂、雄蕊5本、雌蕊花柱は短い。果実は長径約1pの壺形の核果で4稜(4分果)、コルク質のため海流散布に向いています。

種子が海流散布するもので小笠原諸島に分布する広域種のオオハマボウは、島嶼という小笠原の環境下での進化(分化)過程で種子が浮揚能力を失い小笠原固有種のテリハハマボウに変身していったのです。無駄を省くのが植物の基本戦略のひとつなのです。


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タグ:広域種
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