ツリフネソウ(釣舟草)

⇒自然観察会 2012年09月16日 07:57

080927ツリフネソウ@エコカフェ第2回自然観察会(三頭山) 005.jpg大型台風16号が沖縄本島に接近とのニュースが流れていますが暴風雨や高潮が心配ですね。このところ発生する台風は温暖化の影響でしょうか、巨大化する傾向があります。今朝は奥多摩の三頭山(標高1531m)の登山途中で観察したツリフネソウを紹介します。崖下の湿った薄暗い林下で存在感を示していました。[2008年9月27日撮影:第2回自然観察会@阿部]

ツリフネソウ(釣船草、釣舟草、学名:Impatiens textori Miq.)はフロウソウ目ツリフネソウ科ツリフネソウ属の一年草。別名にムラサキツリフネで有毒植物分布は北海道、本州、四国、九州、国外では朝鮮半島、中国、ロシア東南部に広く、低地から山地の水辺や湿った薄暗い場所に自生。草丈は40pから80cmほどで茎は赤味を帯び節や茎下部で肥厚するという。葉は有柄で互生し、花序がつく頂部で輪生状、葉身は6pから14cmほどの菱状楕円形で葉縁に鋸歯がつき先が尖ります。
花期は8月から10月頃で茎頂部から長い総状花序を複数伸ばし、赤紫色の径約3pの釣鐘状の花を横向けに吊り下げて幾つも咲かせます。花は萼片3枚のうち1枚が後方に袋状に伸びて渦巻き状の距をつくり、花弁3枚のうち1枚は前上方にのび、田の2枚は下側左右に1枚づつつくます。花の内側には濃紫色の突起が多数つき、柱頭を合着した雄蕊が包みます。果実は長さ1pから2pのどの刮ハで熟すとホウセンカのように弾け飛び散ります。

ツリフネソウは南西諸島を除く日本全土に広く分布するのですが、徳島県で絶滅危惧T塁、東京都や愛媛県、鹿児島県で準絶滅危惧に指定されるなど環境省による指定はないものの地域的には絶滅の心配にあるようです。


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◎赤城自然園の「四季の森」の一角に群生するでツリフネソウ[2012年9月29日撮影:子ども自然体験プログラム2012@山崎]120929ツリフネソウ花@エコカフェ.JPG120929ツリフネソウの破れた果実@エコカフェ.JPG

 子どもたちが果実を触ると鞘が破れ中の種子が弾け飛びます。その不思議さに大喜びでした。

 2012.9.30追記

◎奥多摩檜原村山中の時坂峠に向かう途中で見たツリフネソウ[2014年11月15日撮影:第21回自然観察会@山崎]
141115時坂峠に向かう道中@エコカフェ.JPG141115ツリフネソウ@エコカフェ.JPG

 2015.1.25追記
posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(1) | TrackBack(0)
この記事へのコメント
花の咲く様子を帆掛け舟に見立てたんですね。
何とも頼もしい名前です。
花言葉「わたしに触れないで下さい」は熟した果実に触れると中に入っている種子が弾け飛び散ってしまうことによるのでしょう。
「私的な愛」とか「心を休める」なんてのもあるらしい。何とも面白いですね。
Posted by キリギリス at 2012年09月16日 08:08
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