高山植物の魅力(76)、マルバダケブキ(丸葉岳蕗)

ビーグル号の航海日誌 2012年09月13日 07:41

120804マルバダケブキ@エコカフェ(中村).JPG南アルプスの仙丈ヶ岳(標高3033m)への登山途中に大滝頭手前の林縁や下山途中の草原でマルバダケブキが群生し黄色い花を咲かせていました。ぱっと見がツワブキによく似ているので間違えやすいですね。[2012年8月4日撮影:北沢峠・雪渓上部@中村敏之]

マルバダケブキ(丸葉岳蕗、学名:Ligularia dentata (A. Gray) Hara)はキク科メタカラコウ属の多年草。分布は本州中部地方以北、四国に隔離し、海外では中国に広く、低山から亜高山帯の林縁ややや湿った草原に自生。四国では少ない。120804マルバダケブキ@エコカフェ(仙丈ケ岳).JPG草丈は40pから120cmほど、根出葉の葉柄は長く茎を抱き、葉は径約30pから40pほどの腎円形で光沢があり、葉縁には鋸歯がつきます。茎葉は2枚。花期は7月から9月頃で、花茎の先に散房花序をだし5個ほどの黄色い花を咲かせます。花は径約8pの頭花で周囲に舌状花をつけ、総苞が濃い紫褐色です。

近縁種にオカカラコウやメタカラコウは花序が房状で頭花も多く、トウゲブキは房散花序だが花柄に目立つ苞葉があるので区別ができるそうです。


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◎奥秩父山塊最北部の主峰瑞牆山アプローチ途中にある富士見平(標高1820m)で見たマルバダケブキの花[2012年9月27日撮影:瑞牆山@山崎]120927富士見平(瑞牆山)@エコカフェ.JPG120927マルバダケブキ花序@エコカフェ(富士見平).JPG

 富士見平らからは遠く富士山が眺望でしました。

 2012.9.28追記



◎南アルプス北端に位置する入笠山(標高1955m)山中草地や湿原近くで見られるたマルバダケブキ[2014年9月13日撮影:入笠山事前視察@山崎]
140913マルバダケブキ@エコカフェ.JPG140913マルバダケブキ@エコカフェ.JPG
 2014.9.21追記







◎三方ヶ峰火山の火口原に広がる池の平湿原(標高2000m)の周辺でみたマルバダケブキの花[2016年8月14日撮影:池の平湿原事前視察@山崎]
160807マルバダケブキ風景@池の平湿原.JPG160807マルバダケブキ@池の平湿原.JPG
 2016.8.20追記
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