高山植物の魅力(71)、ハナチダケサシ(花乳茸刺)

ビーグル号の航海日誌 2012年09月09日 01:16

120728ハナチダケザシ@エコカフェ(白馬岳) .JPG先に紹介したトリアシショウマアワモリショウマアカショウマの変種ですが、他にもハナチダケサシ、チダケサシ、オオチダケサシ、ハチジョウショウマ、ミカワショウマ、フジアカショウマ、ヤクシマショウマ、シコクトリアシショウマなどが知られています。地域変種が多いのも面白いです。ここではハナチダケサシを紹介します。[2012年7月28日撮影:白馬岳@中村敏之]

ハナチダケサシ(花乳茸刺、学名:Astilbe thunbergii (Sieb. et Zucc.) Miq. var. formosa (Nakai) Ohwi)はユキノシタ科チダケサシ属の多年草。120728ハナチダケサシ葉@エコカフェ(白馬岳) .JPGアカショウマの変種。分布は本州中部地方の山地から亜高山帯の日当たりのよい草地、林内や林縁に自生。草丈は40pから70cmほどで、葉は互生し3回3出複葉、小葉は葉身約10pほどの卵形で葉縁に不規則な重鋸歯がつき、葉先が尖ります。特に頂小葉は尾状に尖ります。 
花期は6月から8月頃で茎先に円錐花序を伸ばし、白色の小さな花を密に咲かせます。花序は先が垂れないのが特徴です。小花の花弁はへら状で雄蕊の倍もあり、花弁5枚、雄蕊10本、雌蕊2本。果実は刮ハで熟すと下部が裂け種子が散布されます。

ハナチダケサシの名前はチダケサシに比べ花が大きいことによるそうです。ならばチダケサシの名前の由来はというと、長い花茎に乳茸というキノコを刺して持ち帰るために使ったことによるという。ふーんですね。


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◎三方ヶ峰火山の火口原に広がる池の平湿原(標高2000m)縁の草地で見られたハナチダケサシの花[2016年8月14日撮影:池の平湿原事前視察@山崎]
160807ハナチダケサシ@エコカフェ.JPG160807カラマツ林@エコカフェ.JPG
 2016.8.20追記

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